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先週平日の出来事

7月14日(水)

久し振りに橋本 歩さんの演奏でも聴こうと、夫婦で吉祥寺に出かけた。定時に仕事を終え、先に帰った私がスープを作り、昼食と一緒に買っておいた食事パンを焼いて、簡単な夕食。19時過ぎに電車に乗る。ここ最近は、妻の日課も増えていて、夜家にいないのは、それらができないことを意味するが、まあたまにはいいでしょう。夜の日課はお灸とストレッチ、それからあまり時間は長くなりませんが、半身浴。お灸は肩とお尻(片方4,5箇所)と三陰交という足首の上にある女性のためのツボ。ストレッチは私の夜の日課でしたが、最近妻もマタニティヨガに通い始め、いろいろやっています。

吉祥寺strings AYURI
AYURIとはチェロの橋本 歩さんとピアノの太宰百合さんのユニット名。この日はパーカッションの石川 智さんとベースの水谷浩章さん。水谷さんは歩さんが参加しているバンド、phonoliteの主宰者。この日は歩さんがMC担当。なぜか、水谷さんを「ウォーターヴァレー」、石川さんを「ストーンリヴァー」、そして自分を「ブリッジブック」と呼ぶ不思議なテンション。そして、当然「太宰」は難しくて英語にはできない...
まあ、そんなMCはよしとして、さすがのこの4人。けっこう音量たっぷりで盛り上がる曲もあったけど、それでも4つの楽器がきちんとバランス取れているんだよな、さすがです。そして、久し振りの太宰さんのピアノも格別。彼女はいつも落ち着いていて、余裕のある人ですが、ピアノを弾いているときほど穏やかな顔、楽しそうな顔なのだ。天性のピアニストなんだな。
妻も座りにくい椅子で辛そうではありましたが、この日は1stセットで帰ろうとはいわず、最後まで聴いていました。お腹の子も穏やかな曲が気に入ったらしく、ポコポコとリズムを取っていたらしい(?)。妻のお腹が触りたいといっていた歩さんの希望もかなえてあげて、気持ちのよい帰路でした。

7月16日(金)

ようやく、前期の講義が終了した。今年度の法政大学はこれまでの講義内容も多少流用するものの、毎回オリジナルの内容を作っているので、毎週が自転車操業。ようやく、これで一息つけます。やはり、こちらのやる気というか、そういうものは伝わるようで、学生の反応もまずまずだったけど、レポートのできは別の話。
この日は銀座界隈に移動。朝食がパンだったので、昼食は以前から気になっていた、日比谷よりの有楽町ガード下にある「名物カレーうどん」を初めて食べることにした。550円でご飯つき。マスターと一緒に汗だくになっていただく。最近の本格派カレーを使ったものではなく、旧来のいわゆるカレーうどん。なんだか新鮮でした。

日比谷シャンテ 『闇の列車,光の旅
この日の映画は、初めて予告編を観た時に絶対観ると思って前売り券を買ったものの、終了直前にようやく観られる。なんだか、ガエル・ガルシア・ベルナルが見出した若手監督というのを宣伝に使っていた、中南米を舞台にした作品。ホンジュラスに住む父と娘と従弟の3人がメキシコを横断して、家族の待つ米国に不法移民するというロードムーヴィ。この少女役の女優さんがめちゃくちゃキレイ。そして、もう一人の主人公はメキシコでギャングの一味。以前から居心地の悪さを感じながらも、ほかに何もできないし、一味から抜けるのも簡単ではない。そんな思いから、ある日少女たちが屋上に乗った貨物列車のうえで、とんでもないことを犯してしまい、一味から追われる身になる。それは強姦されそうになった少女を救うためにしたことであり、少女はそれ以来その男に近づき、行動を共にする。果たして2人の行方は...
といった感じのストーリーだが、なんと製作はユニバーサル・ピクチャーズの国際部門。そのせいか、ちょっと洗練された気がします。もっとローカルっぽい泥臭さが欲しかったが、むしろホンジュラスやメキシコの厳しい状況を他の国の人に知ってもらいたいという腹黒い感じがしないでもありません。まあ、悪い映画ではないですけどね。

銀座ギャラリーハウス 「工事現場フェチ」展
この日、映画を日比谷で観たのはもう一つ目的があった。シンガーソングライターRie fuこと船越里恵さんは、ロンドンの美大を卒業した画家でもある。最近、工事現場をテーマにした油絵を描いていて、今回はそのテーマオンリーの展示。会期終了が翌日となり、ギリギリで観に行く。さすがに平日の昼間ということで他に客はいませんが、なんと店番をRie fu本人がやっていましたよ。決して広くない空間に2人きりなり。後でゆっくり話そうと、とりあえず作品を観る。すでに予約済みのものも何枚か。前回、青山の個展にも行き、その時も工事現場の作品が数枚あったが、正直発想は面白いものの、絵はイマイチで、そんなことを書き込み帖に書いてしまった。まあ、そんな一人の言葉を気にしているわけではないだろうが、今回はタッチも随分変わり、私の好きな作風になっていました。そもそも、彼女の画風はけっこう好きで、大胆な筆使いはなかなか面白い。今回の工事現場は日本や世界、いろんな場所で描かれたようですが、ちょっと抽象度が増していて、さらに黄色いクレーン車をキリンに描いたり、冗談なのか何なのか、ほほえましいところもあります。
すると、そこにもう一人のお客が。里恵さんはその女性に挨拶している。どうやら音楽関係者ではなく、美術関係者のようで、ついていって説明をしたり。ああ、話す機会を逸してしまった。ちなみに、会場には彼女のCDが流れ、リリー・フランキーさんからのお花も来ていました。さて、また書き込み帖に書き込んで帰ろうかという時に、ちょっと話すチャンスがあったので、一言二言。でも、基本的に音楽のファンとは距離をとろうとしているのか、よく分からないが、必要以上に丁寧に「ありがとうございます」でかわされてしまった。まあ、こういう人が真の芸術家たるものか。

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