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猛暑日,一人の休日

7月19日(月,祝)

妻の会社は基本的に年中無休なので、平日出勤にしている妻には祝日というものがない。この日は一人で行動。昼間のライヴがあったので、行くことにしてその前に映画。もう新宿歌舞伎町の映画館はミラノ座の3スクリーンとシネマスクエアとうきゅうしか営業していない。その隣の映画館はもう改装を始めていた。何になるのだろう。
歌舞伎町映画館を閉館に追いやったのは明らかに最近新宿にできた2つのシネコン、ピカデリーとバルト9だ。上映作品数が多いし、特にバルト9は大作以外でもけっこう上映しているので、どちらも観に行くが、あまりもの混雑振りにうんざりするが、同じ作品がミラノ座でやっていたとしても迷うことなくこちらにやってくる客たちにもうんざりする。儲けている人たちをさらに儲けさせるような消費者行動もどうにかならないものか。ということで、私も久し振りのシネマスクエアとうきゅう。都内ではここでしか上映していない作品というのもいいなあ。

新宿シネマスクエアとうきゅう 『ねこタクシー
後で調べたら、この作品、テレビドラマでやっていたものらしい。お客さんも年配の人を中心にそれなりに入っています。実はこの映画、けっこう宣伝をしていたし、主演のカンニング竹山はあまり好きではないので、本当は観るつもりはなかったのだが、そんな映画館の事情やこの日のスケジュールの関係でちょうど良かったのだ。でも、観てよかったと思う秀作だった。というのも、配役が素晴らしい。まずは、彼の妻役に鶴田真由。その2人の娘に山下リオちゃん。その名の通り、主人公はタクシーの運転手なのだが、職場の上司に高橋長英さん、同僚に芦名 星と甲本雅裕。猫屋敷のばばあに室井 滋、保健所の役人に内藤剛志、ちょっとしたタクシー客に塚本高史や根岸季衣。私的に嬉しかったのが、盲導犬を連れたタクシー客で登場したのが柳沢ななちゃん。『うん、何?』や『やさしい旋律』に出演していた女優さん。調べていたら意外にも『真昼ノ星空』にも出ていたらしい。本作のなかでもけっこう重要なところでちょこっと出ています。カンニング竹山と鶴田真由が夫婦役ってのは、作品紹介で主人公が40歳の設定になっているし、2人の実年齢とほぼ同じなので、よしとして、山下リオちゃんがその娘ってのもね。でも、受験生ということで、18歳だとすれば、無茶な設定というわけでもない。が、一応、2人が教師仲間ということで結婚したことを考えれば、22歳という年齢は大学卒業前で、教育実習だとか教員採用試験だとかで忙しいはず。やはり現実的ではない。でも、相変わらず鶴田真由さんはキレイだし、リオちゃんもやはり存在感がいいのでよしとしましょう。いろいろ書きたいこともありますが、ともかくいい映画です。

高円寺に移動。南口の商店街のサンマルクカフェで軽く食事をして,お目当てのカフェを見つける。意外に早く見つかったので,目の前の西友でトイレに行ったり,ヴィレッジヴァンガードでフラフラしたりしても,なかなかオープンせず。なんども付近をフラフラすると,古書店を発見。結局,開演予定時間直前にお店に入ると,見知った顔の店員さんが「今日は予約席で埋まってしまって」とステージ近くに椅子だけ用意してくれる。そう,この店員さん夫婦(?)はプラッサオンゼでよく見かける顔。saigenji周辺のミュージシャンのライヴによく顔を出していて,私が奥さんに会ったことがあるのは,まだhitme & miggyが代官山のeau cafeでライヴをしている頃だった。その頃ドーナツ屋で働いているといって,大量のドーナツを持ってきていた。さすがに2人も食べきれないというので,お客さんにもそのおすそ分けがあってよく覚えていたのだ。そんな2人が以前私もプラッサオンゼにいったときに,なにやら店を始めたみたいな宣伝をしていたのだが,どうやらそれがこのお店らしい。そういえば,2日前にcasaが出演していたのも納得がいく。

高円寺mue nota ヤマカミヒトミ×平岡雄一郎
そんなこのカフェは,縦長の空間でけっこう食事メニューも充実しているらしい。予約客はhitmeさんのというよりは地元のこのお店のお客さんという感じで,すでにカフェも少なくない高円寺で一定の評価を得ている感じ。私たち夫婦も子どもができる前は,カフェをやりたいみたいな話もしていたのでちょっとうらやましかったり,粗探しをしたり。まあ,内装はこざっぱりとしているが,それほど洗練はしていない感じ。むしろ,それよりも親しみのある雰囲気を売りにしている。そんなことを思いながら,すっかりカフェ飽和状態の東京で新しく何ができるのか,ちょっとやはりカフェ営業という選択肢はあまり身近に感じなくなったりして。そんななか,トランペッターの島 裕介さんが奥さんと産まれたばかりの娘さんを連れて来場。さらに和やかな雰囲気になります。
さて,この日のライヴはそんな感じで,かつてからオーナー夫婦と仲の良いヤマカミヒトミさんがいつもの相棒,平岡雄一郎さんとのデュオ演奏。この2人が都内でやるときには下北沢のSUGARというかなり大人なバーでが多いので,まだお日様の明るい時間に,子どももいるような環境での演奏はちょっと新鮮。いつもよりブラジル音楽中心のセットでした。私は1セットでお暇してしまったのですが,hitmeさんはサックスのみ。ちょっとフルートも聴きたかったかな。後半では2曲,島さんも参加しての演奏。いやあ,3人とも楽しそうです。いいなあ,こんな風に自分の店で一流のミュージシャンがお金のことは度外視して(ちなみに,このお店も投げ銭制です)楽しんで演奏してくれる。理想ではあるけど,私の場合パーソナリティ的に無理かなと思ったり。まあ,そんなくだらないことを考えながらのライヴ鑑賞でした。
早めに帰って,この日勤務だった妻の要望で,ホワイトソースとミートソースを作って,初めてのラザニアに挑戦。うまくできましたよ。

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コメント

ナルセさんならきっと素敵なお店をされることと思いますよ。

将来、よろしかったら是非♪

そうなれば、きっと常連になることと思います・私^^

投稿: dona | 2010年7月23日 (金) 20時34分

donaさん

あら,嬉しい言葉をありがとう。
自分ではけっこう人をもてなすことは苦手じゃないと思うんですけど,けっこう自分だけで「こうしなきゃ」ってのが強すぎて,相手が求めるものにそぐわないことが多いんですよね。
人って,けっこういい加減な方が他人に気をかけてもらえるってことが今更ながらに分かってきました。

投稿: ナルセ | 2010年7月24日 (土) 09時22分

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