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7月も終わり

7月31日(土)

この日は成績を提出しに東京経済大学まで。散歩がてら妻も一緒に行く。ついでに、学食でランチ。そこから六本木に移動します。六本木のシネマートで、妻の台湾の友人が来日してイヴェントをするというので遊びに行く。彼はフィガロ・ツェン(曾 少宗)。まだ日本ではあまり知られていないようですが、けっこう女性ファンも来ていて賑わっています。私はせっかく六本木に来たというので、同じ映画館の地下のスクリーンでやっていた映画を1本。

六本木シネマート 『彼とわたしの漂流日記
韓国映画。なかなか面白い発想のストーリーです。主人公の男は借金で首が回らなくなり、自分がかなづちなことを利用して、橋から飛び降りて自殺をはかる。しかし、目覚めるとある島に漂着している。そう、彼が飛び降りたはずの川に浮かぶ中州の島だ。そこはすっかり野生化してしまって、半ば都会のなかの無人島。水没してしまった携帯電話も故障し、かなづちだから泳いで対岸にも行けないし、自殺したはずなのに漂流してしまったことに焦ってあたふたする。しかし、思い直し、一旦死んだ身であるからどうにでもなれ、と漂流生活を続ける。野生のキノコを、毒キノコに当たって死ぬのなら本望、とバクバク食べ、汚い川の水をゴクゴク飲む。しかし、一向に死には至らず、孤独な、そしてどこか楽しげな漂流生活が始まるのだ。
この作品にはもう一人の主人公がいる。引き篭もりの若い女性だ。昼間はネットの世界で過ごし、夜寝る前に望遠レンズのついたカメラで月の写真を撮っている。ある日、地上をカメラで観察していると、川の中州の砂浜に「HELP」の文字を発見する。すると、翌日には「HELLO」の文字に変わっている。そこから、中州とそこで生活する男が彼女の毎日の観察対象となる。そして、とある日、彼女はワイン瓶にメッセージを入れて、夜に外出し、橋の上から中州に向けて瓶を投げ込む。そうして、2人の非常にアナログなコミュニケーションが始まるのだ。
まあ、面白いんだけど、やはり2時間たっぷりやるネタじゃないかな。1時間くらいでコンパクトにまとめてくれたらかなり面白いのに。ちなみに、監督は以前試写会で観た『ヨコヅナマドンナ』の監督。そっちも同じような印象だったかな。映画ももうちょっとフレキシブルに短編と長編の間の中編くらいのが、1000円くらいで気楽に観られるようになればいいのに。

映画の後、再び妻と合流して、一緒に下北沢へ。あまり時間がないのだが、一緒にお好み焼きで夕食とし、私は一人でライヴへ。

下北沢440 岩崎 愛
岩崎 愛ちゃんは自分のイヴェントで、ちょこっとゲストを呼ぶだけでほとんど単独のようなライヴをちょこちょこやっているけど、440のようなしっかりとしたライヴハウスでゲストもなしに単独ライヴをすることは滅多にない。彼女の兄がセカイイチのメンバーであることもあって、あるいは高鈴の山本高稲さんは従姉にあたるとかで、とにかく音楽界で顔の広い彼女。毎回のゲストも豪華なので、そうしたイヴェントはけっこう早く予約売り切れになってしまうが、さすがに440単独では満席とまではいかない。開場18時、開演19時で、私は開演10分前くらいに到着したが、余裕で中央の席をゲット。黒ビールを呑みながら久し振りに「とまらん棒」を食べる。
5分遅れほどで始まります。もちろん、こういう時にはバンド編成です。若手の男性ミュージシャンで、ギター、ベース、ドラムスというシンプルな編成。もちろん、彼女もアコースティックギターを持って歌いますが、バンド編成にも負けない歌声を持っています。とにかく、いいライヴだった。もちろん、一人弾き語りコーナーもあったし、「今日はお話しながらゆっくりやりたいと思います」といった割にはMCは少なかったけど、それでもやはり大阪出身の彼女の話は面白く、場を和ませます。ちょっと、コール&レスポンス(?客席へのコーラスの要求か)が長かったけど、客席はなんの躊躇もなく美しい歌声を響かせていたし、全体的に彼女の音楽を愛する人たちの集団でとてもいい空気だった。よい気分で帰路につきます。

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