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バリウムその後

先日、バリウムによる胃のレントゲン撮影のことを書いた。これは市の40歳特別健診ということで行われた「胃がん健診」だ。その結果が1週間とせずに送られてきたのだが、なんと精密検査を薦める通知だった。所見には「粘膜ひだ集中像」に丸がついている。私の父親は胃がんをきっかけに方々に転移し、53歳で亡くなっている。まあ、この結果は妻に隠すわけにもいかないので、そのまま見せたが、私以上の落胆ぶり。これから子どもも生まれ、日常生活における手助けと収入が必要となるというのに。早期発見だとしても、もし癌が発見されたとなれば、それなりの手術によって欠勤と医療費がかさむのは避けられない。
研究上、いろいろ遣り残したことを考えると、もし癌が発見され、入院生活があったとする。その場合には洋書の翻訳でもやろう。手術が終わって自宅で過ごせるのなら、会社は辞めて、残りの人生をひたすら研究にあてたいと思った。しかし、もちろん家族を持った今はそんなことはできず、できるだけ労働をしてお金を稼がなくてはならないだろう。何せ、保険という保険にはなにも入っていないのだから。
まあ、そんなことを考えながら先週金曜日にひとまず、妻が妊婦健診で通っている調布病院に診察に行き、内視鏡検査の予約をしてきたのだ。バリウム検査、健康診断と続いて、ここ1ヶ月ほどの間に3度目の朝食抜きだ。これがけっこう辛いんですよね。なるべく早く結果が知りたいという妻も会社を休み、病院に同行する。10時からの予約で、9:30には到着したが、10時前に呼ばれ、診察室へ。私は勝手に食道が細いと思い込んでいて、炭酸を飲み込むことや、嘔吐をする時などとても辛いので、胃カメラと考えただけで食道が萎縮してしまう。看護師さんは私が胃カメラ初心者ということで、全身の筋肉の緊張を取る注射を薦めてくれたので、それに従う。
まずは、胃の活動を抑える薬を飲み込む。次は喉の麻酔をする飲み薬。これは注射器によって口に注入されるが、ドロドロの液体で、しばし飲み込まずに我慢する。これが2回。そのドロドロ加減とボチボチ喉の感覚が弱くなってくるので、飲み込むのが大変。そのころ、注射が効いてきてよく分からずに口に穴の開いたマウスピースのようなものを挿入され、間髪入れずに管が入ってくる。当然、喉を過ぎれば異物感は否めない。厳しい嘔吐感を2,3度覚えるが、先端が胃の方に入る頃には少し慣れてくる。その管の違和感以外は体全体がぼんやりしていて分からない。事前の説明では胃カメラの映像を見ながら説明を受けるということだったが、私がこんなのなので、素早く写真を撮って、意外に短時間で終了。胃カメラとマウスピースを取り除くと口に溜まった唾液が垂れる。看護師さんが拭き取ってくれます。
撮影された結果はあっという間にプリントアウトされていて、意識がまだはっきりしないまま、画像を見せてくれる。胃の壁面に白い斑点がある箇所があり、「多少ただれているようですが、他にこれといって異常は認められません」とのこと。まあ、あくまでもバリウムでのレントゲン画像は影が大げさに出てしまったり、あるいは腫瘍を見落としてしまうこともあるようだが、ともかくこういうことでもないと精密検査など受ける機会はないので、良かったと思う。市の特別検査はまた45歳の時にあると思うが、その前に一度人間ドックでもやってみるか、という気になった。結局、検査にかかった費用は15000円ほどで、保険の3割負担で、5000円弱。思ったよりも安くて安心。検査後も喉の薬は厳しかったが、まあ、体験しておいて悪いことはない。
さて、通常に日記。

8月8日(日)

なんか、不幸続きのような日記だが、1週間前、普段はほとんどくることのない兄からのメールが届いた。母親が交通事故に遭って、鎖骨を骨折し、入院中とのこと。とりあえず、7日に退院予定で、兄が家まで送り届け、土日とわたしたち夫婦が面倒をみる予定だった。しかし、また7日にメールが入り、今退院しても片手が思うように使えず、一人暮らしでは厳しかろうということで、入院は1週間延び、わたしたちが退院の13日に迎えに行くということになったが、そもそもこの日は予定を入れていなかったので、妻の提案で入院先の古河病院までお見舞いに行くことにした。
新宿から湘南新宿ライン快速に乗ると新宿から1時間弱。古河まではかなり快適に到着しました。かなりの炎天下ではあったが、最近運動不足の妻のために、徒歩で病院まで行くことに。なんとか熱中症にならずに1時間弱で到着。母は個室でベッドに横になってテレビで高校野球を観ていた。老人の入院患者が多く、夜が騒がしく熟睡できないという悩みはあるようだが、肩の痛みも徐々に和らいできているとのこと。一つ考えが甘かったのは、日曜日の病院は閑散としていること。ちょうど昼時だったので、病院の食堂ででも昼食をとろうと思っていたのに、この病院は職員食堂のみ。そして売店はお休み。母のために駅前のスーパーで買ってきたヨーグルトや私がちょっと食べたいと買ったアンパンだけで空腹をしのぐ。しかし、本人と会って話をして、ようやく事故の詳細が確認できて安心。事故に遭ったのは自宅の近くだったが、救急車を受け入れる病院がなく、古河まで来てしまったとのこと。でも、この病院はとてもきれいで大きく、結果的にはよかったのかもしれない。でも、交通の便も悪いのがちょっとイマイチ。
まあ、ともかく突然の訪問でしたが、話し相手がいるというだけでも母は随分喜んでくれたようす。ただでさえ、体中にがたがくる年齢なのに、こういう事故は本当に心配させられます。といっても、私も妻もいろいろありますから、人生なかなか楽ではありませんな。帰りはきちんとバスの時間を調べて、古河駅前で遅めの昼食を食べ帰宅。帰りも湘南新宿ラインの快速に乗れたので、快適に帰りました。

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