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3日連続映画

9月3日(金)

この日は妻の妊婦健診。今通っている病院は、予約が午後しか入れられないので、診察は午後。その前に近場で映画を観ようと提案。朝9時の回を観る。

府中TOHOシネマズ 『カラフル
選んだのは「クレヨンしんちゃん」シリーズ劇場版を手がけるアニメ監督、原 恵一。1999年の森 絵都の原作があり、2000年には実写でテレビドラマ化もされていたらしい。この作品のホームページのどこかにあった言葉だが、確かにこの原作(読んでいないけど)は実写でも無理なく可能な内容。でもそれをあえてアニメで表現することに意味があるように思う。主人公のコバヤシマコトの周囲の人々は皆有名俳優が声優を務めている。母親は麻生久美子、父親は高橋克実、兄は中尾明慶、同級生に宮崎あおいと南 明奈。個人的には本職の人の仕事を奪うのはどうかなと思うし、やはり俳優のアフレコには違和感があるという人もいると思うけど、私はそれほど気にならない。でも、宮崎あおいは今回もさすがの存在感をみせつけてくれました。最後まで彼女だとは気がつきませんよ。
まあ、それはそれとして、なぜかこの手のアニメ映画って本当によくできている。多分、私がアニメで育ったからだとは思うのだが、本当に引き込まれるんだよね。ほとんど無駄なシーンがないというか、いい作品です。これだったら、人寄せパンダのように有名俳優を声優で使わなくても十分勝負できるはずなのに、それを許さない状況ってあるんでしょうね。日本はアニメ大国のはずなのに、観客動員のための工夫が必要になるとは。
確かに、素晴らしい作品ではありますが、意外だったのは原作が比較的新しいこと。もっと1980年代のものかと思いました。テーマは古風で、目新しいものはあまりない。ただ、非常に面白かったのは、主人公が初めて友だちになった同級生に連れられて、「玉電」と呼ばれた路面電車「東急玉川線」の跡地を二子玉川からめぐるシーン。また、主人公の住む街が等々力に設定されていて、等々力渓谷や、街の風景がよく出てくること。現在リニューアル中の二子玉川駅周辺の工事現場も丁寧に描かれていること。
たまたま、翌日はこの辺りに行く予定なので、そんな楽しみがありました。

映画が終わり外に出ると、やはり猛暑。最近は朝晩が過ごしやすくなってきたものの、まだまだ日中散歩するのは厳しい。本当は散歩して帰宅する予定だったけど、予定変更。とりあえず東府中まで歩き、先日お茶をした、「カフェ・ジェノワーズ」でランチ。その後、休み休み武蔵野台まで歩いて一旦帰宅。その後、妊婦検診に行き、市役所や図書館を経由して帰宅。

9月4日(土)

この日はうさぎさんに誘われてカメラ部の第二回。集合はなんと等々力です。集合が15時なので、私は妻を置いて一足先に渋谷に出かけ、映画を一本。

渋谷ユーロスペース 『ペルシャ猫を誰も知らない
イランを舞台にした、半分ドキュメンタリーのような作品。実際はフィクションですが、事実を下にして、俳優ではない人たちを使い、ゲリラ撮影などもした作品。イランはイスラムの国ですから、さまざまなことが宗教的に規制されている。もちろん、全世界共通で若者の一部はロックに夢中になるものだが、そんな感じで音楽に夢中になっている青年たちの物語。ネガルという女性と、アシュカンという男性がインディー・ロックというジャンルの音楽をやりたいがために、国外脱出を手配し、バンド仲間を探し、テヘラン中を駆け巡る。
以前ならあまり観たいとは思わない作品だったが、イランの現状を多少なりとも知れると思い、観ることにした。結果的には観て良かったと思える作品。フィクションとしても十分楽しめる内容です。国内には解決しなくてはいけない政治的な問題が山積みのはずなのに、警察が若者が好きでやっている音楽に目くじら立てている場合じゃないだろう、と思ったりするが、まあ日本にもそんな時代はあったんですよね。ちなみに、このタイトルは冒頭に英語表記されていたものの直訳。その意味するところは分からなかったけど、お国の事情が分かっている人には理解できるのでしょうか。まあ、ともかくいいタイトルです。

渋谷から東横線に乗り、自由が丘で乗り換えて等々力まで。この駅は20年前に一度降りたことがある。20年前といえば私は大学生。私の通っていた東京都立大学も名前も変わらず、また東横線の都立大学駅にありました。当時受けていた授業「考古学」のなかで、遺跡発掘の見学という野外授業があったのだ。その講義はけっこう面白かったな。

さて、今回は大幅な遅刻者もいず、前回と同様6人が集合し、撮影散策へと出かけたわけです。日中の散策は暑いので、涼が取れる場所ということで、等々力渓谷が選ばれました。しかし、残念ながら私はモノクロのISO100で来てしまったので、木陰では撮影困難。そして、ショートパンツで来てしまったため、蚊に刺されまくり。そもそも自然風景よりも人工的な風景を被写体として好む私ですし、あまり撮影には集中できませんでしたね。
再び等々力駅に戻って、二子玉川へ移動。前日に観た『カラフル』で描かれていたよりも工事はかなり進んでいるようです。わたしたちが目指すは河川敷に期間限定でオープンしているというカフェ。なんとなく想像はできましたが、近頃海の家も小洒落た雰囲気のものが多くなっていますが、ここもそんな感じ。これまた、こういうお店によくいる感じの若い男女たちが大勢働いています。妻が飲んだ500mlの炭酸水など、後日KALDIで750ml入りのが200円未満で売っていたが、それが600円くらい。また、同じくKALDIで83円で売っていたウィルキンソンのジンジャエールも同じような値段。そこで浮いたお金がかれらの遊び代になるのかと思うと、どうなの?と思えるお店。まあ、こういう場でカフェをやろうという発想と、さまざまな許可を取ってそれを実現するかれらの勝利ということでしょうか。遅い時間になるにつれてけっこう繁盛していました。
今度は高島屋に移動してちょっとお店を冷やかし、わたしたち夫婦はお先にかれらと別れました。そのカフェではちょっとしか食べなかったので、帰りの溝の口で「餃子の王将」。お腹いっぱいになりました。

9月5日(日)

この日は妻が家でいろいろしたいというので、私は一人で映画でも観ようと思っていたが、ランチは外で一緒に食べようということで、程近い仙川駅でお店を物色。この街はとても贅沢です。いろんなものがあります。しかし、やはり昼時は予想以上の暑さで、あまり歩き回ることもできず、焼肉屋でランチ。私の焼肉御膳は良かったけど、妻が選んだ冷麺ならぬ温麺は量が多く、塩分が強かった。やはり外食は量も味も調節できないので厳しいですね。

渋谷ル・シネマ 『華麗なるアリバイ
アガサ・クリスティー生誕100周年記念とかで、なぜかフランスで製作された作品。ヴァレリア・ブルーニ=テデスキやミュウ・ミュウなど、それなりの俳優を配しているものの、正直期待はずれだった。何が華麗なのか、アガサ・クリスティー原作にしてはオチがお粗末だった。特筆することはなし。

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