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映画の日

10月1日(金)

この日は久し振りに予定がいっぱい。まずは朝から講義をし、そこから急いで新宿三丁目へ。この日は映画の日。観たい映画はけっこう溜まっているけど、時間的な制約もあって、『君に届け』も観たいけど、これは前売り券を買って正規料金で観ることにしよう。バルト9の入った丸井の地下のヴェローチェでサンドイッチを急いで食べて上階へ。映画の日は事前にネットで予約しておけばラクチンなり。

新宿バルト9 『ラブコメ
選んだ映画はこちら。香里奈はテレビなし生活の私は映画『深呼吸の必要』で初めて知った。長澤まさみを引き篭もりのジャージ女で脇役にして彼女が主演。モデル出身のようだが、なかなかはじめから映画には恵まれている。まあ、その時の演技は「もうちょっと頑張って」という感じだったが、その後の『しゃべれどもしゃべれども』ではかなり頑張った演技を見せてくれた。個人的な好みの顔というわけではないのだが、彼女の存在はけっこう好き。といっても、もちろん基本的に映画でしかちゃんとした姿を観ていないのだが、たまに母親の家のテレビなどで、HARCOが歌う賃貸住宅のCMや雑誌の広告などで、いまだにめちゃくちゃモデルしつつも、映画ではけっこう大胆な演技をしていると思う。『しゃべれどもしゃべれども』の大泣きのシーンではほぼノーメイクで鼻の頭の毛穴も見えてるし(今回の映画ではきれいに写っていましたが、私の想像では彼女は美肌ではない)。とにかく、彼女自身自分の美しさにどれだけ自信を持っているのかは分かりませんが、常に最善の美しさで人前に出るということに固執していないように私には思われる。あるいは、ひょっとしたら自分の容姿のどこかにコンプレックスを持っているのかもしれない。ともかく、白人女優でいえばシャーリーズ・セロンのような思い切りの良さ(それでいて彼女はいまだに有名化粧品会社のモデルも務めている)があるのだと思う。いい作品に出会えば脱いだり、役作りで太ったりもするのではないかと勝手に期待しているし、現在26歳の彼女だが、30歳前後に女優としてそんなことを経験し、より飛躍していくのではないだろうか。とにかく、本作は男勝りの下町女を演じ、もじもじした田中 圭演じる幼馴染の男性との関係を描く、タイトル通りのラヴコメディなのだが、他にも渡部篤郎や北乃きい、中越典子、辺見えみりなどもでているし、なんと佐藤二郎まで出ているのは嬉しい。ともかく、素直に楽しめる映画です。香里奈の魅力満載。

さて、この日はある意味で運命の日だった。なんていうのは大げさだが、2週間前の妊婦健診で、GBSという膣内の寄生する細菌の検査をしたのだが、その結果がこの日報告される。出産1ヶ月前になってこの菌が認められると、産道を通って出てくる赤ちゃんに感染して大変なことになるらしい。それを避けるために、分娩は点滴を打ちながら行われるため、必然的に病院出産となる。私たちは助産師さんの自宅での自然出産を望んでいるため、その結果で不安の2週間だった。
で、結果は陰性。妻は嬉しくて両手を上げてヤッターのポーズ。この日は助産師さんも同席してくれた。しかし、前回同様、頭の大きさは順調に成長しているものの、胴回りが細く、体重が標準を下回っている。出産時に赤ちゃんの体重が2300g以下だと保育器のお世話になるので、これまた病院出産にならざるをえない。ということで、当初の予定ではこの日が病院での最後の健診だったが、とりあえず2300gを上回るまでは病院での検診が続く。検診が終わって一時帰宅。この日は夜もまた夫婦で出かけます。

地理学者仲間、杉山和明、二村太郎、荒又美陽と私の4人で進めていた論文購読会。二村君が同志社大学に赴任してから前ほど頻繁には行えなくなったが、最近はそれに二村君の身内の不幸が重なって、当分の運営未開催期間。ちょうど報告担当者が二村君ということもあって3人でやるわけにもいかなかったが、この日は3人+私の妻の4人で会うことにした。というのも、わが家はたくさんのベビー服をもらったのだが、ベビー服は大抵数ヶ月しか着れない。その大量の服のなかに、6~12ヶ月用の女の子用の冬着があり、ちょうど7月に第二子が生まれたばかりの杉山家に譲ろうということで、そもそもは私と杉山君とがちょこっと落ち合って渡すつもりだったが、せっかくなので私の妻も出産前に会わせたかったし、そうなるとフランス帰りの荒又さんにも声をかけようということになり、さらに杉山君の帰宅ルートに都合のよい品川にしようと考えていたのだが、たまたまこの日に品川ではトランスファーというレストランで松下美千代さんがBGM演奏をする予定ではないですか。美千代さんにも3月以来会っていないし、ちょうどいいということで予約を入れる。
人と外で会食というのも久し振りで新鮮。杉山君には逆に、やはり季節的に着られないベビー肌着をもらってしまう。それぞれ翌日も予定があるので、アルコールは控えめで程よく食べておしゃべりして解散。美千代さんも久し振りの対面を喜んでくれたし、この日はたまたま隣のトライベッカというお店で、ヤマカミヒトミさんも演奏していたらしい。残念ながらお会いできなかったけど、こういう人間関係、いいですね。

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