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謹賀新年

子どもと動物について
乳幼児向けのグッズにつけられる模様の多くは動物である。わが家にあるもらいものも,枕に牛,着ぐるみにコアラ,毛布にひよこ,アフガンにうさぎなどなど。あまりに氾濫しすぎて,その不自然さに気づかないほど自然になっている。絵本に登場するのも多くが動物だ。童話だって,子ども向けのアニメだって。
なぜ,動物なのだろうか?言葉を覚えさせるのに,その単純化された図像と二文字や三文字の普通名詞(ねこ,いぬ,うさぎ)などが,動物という種類の普通名詞としてヴァリエーションに富むからであろうか。それとも,人間も動物であることを認識させて,同種の存在物の存在を子どもに知らしめたいのか?妻が妊娠して子ども服売り場などを冷やかすようになって急に私に湧いた疑問である。そして,そうしたグッズや絵本を通して,大人が子どもに「クマさんですよ~」などと言葉を覚えさせようとしている。しかし,私たちの日常には身近に実際の「熊」はいない。犬や猫,カラスなどは身近にいるし,もっと身近には豚や牛や鶏がいるのに,食卓の料理を指差して,「ブタさんですよ~」と大人は子どもに教えない。もちろん,人参やジャガイモなどの食材の名前は,植物の名前として教え,皿とか箸とか,道とか電車とか,そういう日常生活に直接関わりあうモノについては教えると思う。しかし,なぜそれと同列に動物園にでも行かない限り一生目にすることもないような存在物の名前を初期段階で学ぶ必要があるのだろうか。しかも,恐らく動物園などで熊を初めて見るとする。すると,大人は「これが本物の熊さんですよ」というはずだ。絵本や服の柄で見るような可愛い図像とは似ても似つかない,場合によっては子どもを怖がらせるような存在物のことを。

こんなことを考えて改めて,アリエル・ドルフマンとアルマン・マトゥラールの『ドナルド・ダッグを読む』(邦訳晶文社)はすごいと思う。この本では,なぜ子ども向けアニメとしてのディズニーがアヒルやネズミを使うようになったのかという理由よりは,可愛い動物のキャラクターを使って,恐ろしい大人の社会の仕組みを無意識に刷り込むようなことを告発しているわけだが。
わが家はベビーグッズはなるべく人からお下がりを譲り受けることにしているので仕方がないが,息子が喋れるようになったら,動物キャラクターの存在については注意したいと思う。

12月31日(金)

埼玉に帰省する。新宿での乗り換えは人混みが危険なので,分倍河原から南武線,武蔵野線を経由して東鷲宮に向かう。道中,合計4回の乗換えがあったが,息子はスリングの中でほとんど目を覚まさず。東鷲宮駅に着き,駅前のダイエーでおむつ替えと授乳。ここの授乳室はなかなか広い。さすが,田舎のスーパーだ。体重計もあります。そして,ダイエーと近くのマツモトキヨシとで品比べして,結局80枚入りの紙おむつを購入し,タクシーで帰宅。
この日は出産祝いをいただいた,母の友人宅を訪れる。息子もご機嫌で,愛想の良い姿を見せられた。一方,この家ではテレビで多部未華子出演のドキュメンタリー番組をやっていて,私は思わず見入ってしまう。母親の家に戻っても,息子は終始ご機嫌で,昼寝もほとんどしない。そう,一つ大きな想定外があった。私たち夫婦にとっては母親の家はそれなりに落ち着ける場所だが,息子にとっては初めて来る場所であり,なんと産まれてすぐの助産院以外では初めての外泊となる。そもそも落ち着いて寝るどころではないはずだ。
結局,夜になってもまともに30分も寝てくれず,心配になる。しかも,この日は大晦日だ。いつもであれば,いくらテレビ番組がつまらなくても,だらだら夜更かしをして年明けを迎えるものだが,母も心配して結局,21時半の就寝。わが家よりも室温が高いことも手伝って,夜はなんとかいつもと同じように寝てくれました。ひとまず安心で元日の朝を迎えます。

2011年1月1日(土)

8時起床。この日は兄夫婦がやってきます。結局,年越しそばが年明けそばに。雑煮にそばを入れた一度で二度美味しい朝食。
昼飯前に兄貴夫婦が飼い犬とともに車でやってくる。わが息子とは初対面。もう8歳になるミニチュアダックスフントは赤ちゃんに興味津々。でも,それより意外だったのが兄嫁がけっこう子ども好きだということ。昼食前に父親のお墓参り。息子の顔を見せようと思っていたが,ベビーシートがないので息子と妻は自宅待機。そういえば,そんなこと良く考えずにタクシー乗っていたな。息子は前日機嫌よくしすぎて疲れたのか,あまり愛想を振りまかず,眠たくてぐずぐず。
ちょっと寝させるために,スリングに入れて外に連れ出そうとすると,兄貴たちも帰るとのこと。ちょうど外に出ると,妻が栃木に住んでいたころ,スターバックスのバイト仲間の友だちが古河から車で遊びに来てくれたところにちょうどのタイミング。近くのサイゼリアでお茶をする。隣のテーブルには男子中学生の6人組。ほー,現代の中学生はこういうところでたむろするのか。この日も母親宅に泊まります。さすがに,ちょっとこの家にも慣れてきたようで,眠れるようになってきました。

1月2日(日)

箱根駅伝やってます。この日は午前中に,今度は妻の専門学校の同級生が遊びにくる。なんと,鷲宮に住む女性。未だに家族と住んでいる22歳。家でしばしお茶などを飲んで過ごし,われわれを駅まで送りついでに昼食をご一緒する。母とはここでお別れ。『三名様』で観て,妻が一度行きたいといっていた「Big Boy」でハンバーグランチ。今回の帰省も良く食べました。

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コメント

>この家ではテレビで多部未華子出演のドキュメンタリー番組をやっていて,私は思わず見入ってしまう。

海外で、その地の一家と水上生活を体験する番組ですか?
なら、私もざっと観ました。
良いタイミングでしたね。

ナルセさんの2011年の1本目が何になるのか楽しみ(笑)。
本年もよろしくお願いします。

投稿: 岡山のTOM | 2011年1月 7日 (金) 03時38分

TOMさん

そうです。その番組です。
たらいに乗って水に浮かぶシーンがよかったですね。

今年も早速正月休み中に観ましたよ。
次のblogを楽しみにしていてください。

こちらこそ,本年もよろしくお願いします。

投稿: ナルセ | 2011年1月 7日 (金) 19時51分

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