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お食い初め

2月4日(金)

昭はめでたくこの日で100日を迎えた。金曜日は最近出勤日になっているが,翌日にお客さんを招くということもあって,予定通りお休みをする。すっかり妻が張り切ってしまって,事前に調布PARCO地下の魚屋で,尾頭付きの鯛を注文。小ぶりなものだが,一尾1000円する。もちろん赤飯も炊き,そのために初めてもち米を購入。そういえば,赤飯にはごま塩と決まっているが,そのことを忘れているくらい,久しく赤飯を食べていなかった。その他は,これも初めて作ったなます,菜の花のおひたし。そして根菜の煮物。おすましは市販の練り物を入れた。本当は海老から作りたかったようだが,いい海老が売ってなくて断念。鯛はオーブンで低めの温度でじっくりと。下処理は魚屋さんがやってくれていたので,焼くだけ。しかも,けっこううまく焼けました。小ぶりでも2人でお腹いっぱい。

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そして,この美しい器を見よ。はじめ,妻はいただきもののベビー用食器を出していたのだが,その形を見て私はあるものを思い出す。そう,福井の漆器屋の友だちからお祝いにいただいた漆塗りプレートがあるではないですか。また,同じ人からその前にいただいていたお椀もセットにして盛り付ける。やはりお祝いごとはこうでなくちゃ。
しかし,一方で本人はおめかしもせず,普段着のまま。まあ,これが我が家流なり。

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昭君の近影はこんな感じ。少し前から,「ウーウー」と唸るようになってきていますが,ここ数日は「アー」とか「ウー」 とか,「ギャッ」とか,発する声にもヴァリエーションが出てきました。

2月12日(土)

新宿シネマート 『ワラライフ!!
木村祐一監督映画は『ニセ札』も観たが,初監督らしい出来だったし,本作にも監督として本作に期待していたわけではない。そもそも主演の村上 純の他,お笑い芸人を多数使用しているのも気に入らない(まあ,制作によしもとが関わっているので仕方がないが)。でも,香椎由宇が準主役級で出演しているのは貴重だし,主人公の両親が吉川晃司と鈴木杏樹ってのはなかなか面白そうだ。大きな出来事もなく,日常の小さなエピソードに幸せを感じるというテーマは「ポストモダン時代の日常の審美化」と呼ぶべき最近はありふれたものではあるが,その映画的描き方も観ておきたいという理由。
しかし,正直なところ,このテーマはまだ新米監督には難しいと思う。本作は村上 純演じる男の半生を描いているが本人は高校生からを演じるが,なんとそのお姉さんを演じるのが田畑智子。しかも彼女は高校生役のみ。彼女の体育着姿にちょっとドキッとしますが,ちょっと無理がありますよね。そして,小学6年生の主人公をもちろん別の男の子が演じるのだが,村上 純には似ても似つかない。一昔前の小学生なので当然半ズボンなのだが,村上 純がどちらかというと香椎由宇と並んでもとても大柄だといえないのに,この小学生役の男の子は半ズボンから筋肉質の両足がむき出しになっている。性格的にもこの小学生がこの青年にはならないよな,という感じ。一方で,やはり私が期待したとおり,靴職人で一風変わった父親を演じる吉川晃司と,その隣でいつも微笑んでいる鈴木杏樹は素敵だし,そんな主人公を愛し,思ったことをはっきりといえる恋人を演じる香椎由宇もやっぱりいいですね。こんな男にこんないい両親とこんなにいい恋人はもったない,といったところでしょうか。でも,もしかして観る者にそう思わせようとしている映画だとしたらよくできているのかもしれない。そして,最後のシーンはまったくもって蛇足。あそこは鑑賞者が想像するべきものです。

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コメント

なるほど、「ワラライフ!」、こういう映画でしたか。これなら、こちらで未公開に終わっても、悔しがらなくて良さそうですね。
参考になります(笑)。

投稿: 岡山のTOM | 2011年2月13日 (日) 14時34分

TOMさん

そうですね。
私の世代だとある意味で吉川晃司はアイドルでしたけど,TOMさんはそうでもないでしょうし,お笑いもそれほど好きでもなさそうですしね。
木村祐一さんはどう考えても関西人ですが,本作の懐かしさのツボは関東に設定されているようにも思います。東京に住む主人公が日帰りで帰省できるくらいですから。

投稿: ナルセ | 2011年2月14日 (月) 19時06分

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