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息子,4ヶ月

息子は先月末に4ヶ月を迎えた。母乳で育っている子は免疫力が高く生後半年くらいは病気にならないというが,何かと病院のお世話になっている。一番多いのが耳鼻科。はじめは奥の方の鼻水が取れないなあ,とどうせ無料だしという気軽な気持ちで行ったのだが,その後何度も鼻づまり状態があり,「鼻風邪」と診断される。私もこの時期は花粉が多く,鼻アレルギーで大変だが(花粉症ではないと自分で言い聞かせる),息子も鼻の粘膜が弱いのか(乳幼児に鼻アレルギーはまだないとのこと)?そして,眼科。よく目をこするので,心配になって妻が眼科に連れて行く。すると,眼球に傷が付いているだの。目薬をもらって帰ってくる。
最近は妻も近所の児童館などの施設に息子を連れて行っているが,息子が元気でないとそうした場所にも出掛けにくく,なかなか困ったものだ。一方で,肉体は成長を続け,7000gを突破。顔は丸く,首はない。特に太ももが太く,布おむつカバーは窮屈そう。首が座るというのは徐々にそうなるので,はっきりとした喜びはなし。手の指は今だ思い通りには動かないが,よくしゃぶる。でも,定番の親指ではなく,人差し指と中指を一緒に口に放り込む。たまに自分の指でむせる。咳はよくします。授乳中も大抵ははじめに勢いよく吸いすぎて,むせてゴホゴホ。鼻づまりで苦しい時にも。くしゃみも立派なのをしますね。声を上げて笑うようになり,うめき声のヴァリエーションも増えました。時に,言葉に聞こえて空耳アワーを楽しみます。
日中の授乳は3時間おきになっているのに,夜中はいまだに2時間おきに泣きます。まあ,この時点で本人は起きてないのだけど,泣き声は一人前。おっぱいをあげればそのまま寝てしまうことも多いけど,そうでない場合もあるし,たびたび授乳するのも妻にはきつい。ということで,それなりに慣れてはきましたが,夜はまだまだ苦労が多いです。

Photo
最近の息子との遊び。私の膝下に息子を乗せ,足を伸ばしたり曲げたり。キャッキャいって喜びます。そして,ご覧のとおりいまだ髪の毛はほとんど伸びていません。

3月5日(土)

いつもは土曜日に妻が映画に行ったとしたら,私が日曜日に行くのだが,この週は日曜日に妻の友人宅に遊びに行く予定なので,午前中は妻が下高井戸に,午後に私が渋谷に映画を観に行くことにする。当初は下高井戸で待ち合わせてランチをして,交替で妻が息子を連れて帰る,という予定だったが,息子の鼻づまりがひどく,私が耳鼻科に連れて行くことにする。妻がネットでママたちの評判を読んだ国領のさいとうクリニック耳鼻咽喉科。ここはインターネットで予約が取れ,しかもリアルタイムで何人待ちかもインターネットで確認できる。妻は何度か行っているが,私は初めてだし,国領は電車で行かなくてはならないので,結局早めに行き過ぎて,国領で1時間待ち。結局,診療が始まる前に映画を観終わった妻が到着。一緒に急いで駅前のココスクエアの1階のパン屋でパンを買い,2階にある市の育児施設「すこやか」で急いで食べて私は渋谷へ。

渋谷シネクイント 『洋菓子店コアンドル
『百夜行』に続いていの深川栄洋監督作品。『真木栗ノ穴』から出演している粟田 麗が監督のお気に入りであることは『百夜行』の日記の時に書いたが、なんと本作にも出演しています。江口洋介演じる男の妻役で。出演場面は2回しかないが、その声で分かった。『百夜行』では男運のない年増女役だったが、本作では「美人な奥さん」だった。この辺りが、彼女より年下の監督にとっては魅力なのかもしれない。そして、粟田以外にも、戸田恵子も両方の作品に出演している。『百夜行』では夫を殺されても悲しみ一つ見せない女の役をノーメイクで見事に憎ったらしく演じたが、本作では人気の洋菓子店のオーナーシェフ。まあ、作品自体が明暗対照的だが、同じ役者への演出もかなり対照的。そういう意味では、なかなかの監督なのかもしれない。まあ、結論からいうと、素直に楽しめる映画でした。
主演の蒼井 優ちゃんも今度は鹿児島県から上京してきて中目黒のオシャレ洋菓子店で働くという役どころ。スクリーンの中で思い切り泣いて、笑って、怒るというここ最近の彼女の典型的な役どころですね。戸田恵子も江口洋介もそういった意味では典型的。江口のりこも無愛想な役どころは得意です。この店で働く、オーナーの夫でありパティシエであり、ミュージシャンでもあるという白人が公演でバンド演奏をするシーンがあるが、なんとバンドのメンバーにJiLL-Decoy associationのギターkubotaとドラムスtowadaが出演している。その他も、本作は音楽が非常に私好みだった。エンディングテーマを歌うももちひろこという女性シンガーの歌声もなかなか。エンドロールには劇中曲の演奏者一覧もあったが、残念ながら知ったミュージシャンの名前はない。でも、音楽担当の平井真美子という人はピアニストでもあるらしいから、ちょっとチェックしてみたい。なんでも、『真木栗ノ穴』も『60歳のラブレター』も『百夜行』も深川監督作品の音楽はみな彼女が手掛けているらしい。
標準的によくできた映画ではあるが、映画ファンとしてはやはりもうひとひねりほしいところ。

3月6日(日)

結局、息子の鼻詰まりが治らず、友人宅訪問は見合わせる。そのお宅は男の子が2人いて、妻の妊娠中に遊びに行った時、長男とはずいぶん遊んだので、彼に会えずに残念。でも、その友人から妻宛てのメールには、彼の方も私と遊べることを楽しみにしていたと書いていて、とても嬉しくなる。しかも、それから一戸建てを買って引越したというので、次の訪問を楽しみにしたい。ということで、この日も私は映画に行っていいことになったので、有楽町まで出掛ける。アカデミー賞ではそれほど多く受賞しなかったが、評価は高かった作品を今さらながら観ることにする。

有楽町ヒューマントラストシネマ 『ソーシャル・ネットワーク
まあ、デヴィッド・フィンチャー監督ですからそれなりには面白いはず。妻は公開して間もなく観ているが、本人がFacebookの利用者。台湾の友人とのコミュニケーションはほとんどそれで取っているくらい。私はむしろ、『イカとクジラ』や『ハンティング・パーティ』でその独特な顔を気に入っている主演のジェシー・アイゼンバーグがお目当て。主人公の友人でFacebook共同創始者を演じるアンドリュー・ガーフィールドも『BOY A』で観ている。本作はやはり冒頭のインパクトがいいですね。いきなり主人公がパブでガールフレンドとけたたましく会話するシーン。この手の演出は三谷幸喜氏が好きだが、なかなか日本映画では難しいように思える。『曲がれ!スプーン』の演出はちょっと違うけど、面白かった。
確かにこの映画は面白いけど、ちょっと展開がいかにもという気もしなくはない。まあ、実在する人物がいるので、脚色にも限度があるとは思うけど。私の関心はもっぱらジェシー君の細部。GAPのパーカーとか、雪が降っているのにサンダルとか、七分丈のズボンとか。もちろんそれらは演出の一部だけれども,今後も注目すべき俳優だとは思います。

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コメント

>共同創始者を演じるアンドリュー・ガーフィールドも『BOY A』で観ている。
そうか,どこかで観たことある気がしたけど,どうしても思い出せなくて。『BOY A』でしたか...

投稿: 嫁 | 2011年3月11日 (金) 14時29分

パパそっくりですな。^^

投稿: おっちゃん | 2011年3月13日 (日) 14時52分

お嫁さん

で,今回はユダヤ人という設定でしたが,いかがでしたか?

おっちゃん

ありがとうございます。
息子はかなり顔が丸々としてきたので,ほとんどの人は妻とそっくりだというのです。
私似といわれるのは嬉しいものです。

投稿: ナルセ | 2011年3月13日 (日) 19時55分

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