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涼しくなりましたね

先日の日記で,私が使うパソコンがWindowsのノートから,マッキントッシュに変わった話は書いた。他にも引っ越しを機に変わったものがある。結婚前に妻との2人生活を始めてから,処分されてしまった私の私物がけっこうあった。まだまだ現役で使えていた2層式洗濯機に,1ドア冷蔵庫はしかたないにしても,1人暮らしを始めた頃につきあっていた女性が電話を買い替えたときに譲り受けた,電源を必要としない電話。やはり同じ女性のお兄さんが引っ越しのときに不要になって譲り受けたトースターは今回の引っ越しで処分された。ハンディの掃除機はかろうじて処分されていないが,妻のママ友の家が新築したついでに購入した自動掃除機によって使われなくなったサイクロン掃除機がわが家にやってきて,妻は主にそれを使うことになった。私はハンディがすっかり使い慣れているので,自分の部屋や細かいところの掃除に役立てるつもり。引っ越す前に故障してしまった炊飯器は修理代が思ったよりもかなり高かったので,処分し,妻の妹の引っ越しによって使わなくなったものを譲ってもらった。そんな感じで,他にも妻の母親からトースターとホームベーカリーをもらってしまった。ホームベーカリーは私自身が妻の誕生日におねだりされていたのだが,妻が母親と一緒に家電量販店にいたときに,欲しいといったら買ってくれたという。私は導入についてさんざんいろいろ考えていたのに。
まあ,そんなことで私が長年愛用してきたモノたちは,家族生活のなかで次々と姿を消していく運命にある。

8月19日(金)
府中TOHOシネマズ 『ロック〜わんこの島〜
三宅島噴火の話をテーマにした映画。撮影はおそらく1年前とかに終わっていたのだろうが,今回の震災後の公開となったため,いろいろと話題になっていた作品。三宅島は会社の仕事で若干携わったことがあったし,主演の佐藤隆太はともかく,その妻役の麻生久美子という配役が気になって観ておきたいと思った作品。でも,2人の子どもを演じた子役の土師野隆之介がすごい良かったし,主役の母親役が倍賞美津子ってのも嬉しいところ。他にも脇役がけっこう豪華です。思ったよりもとても良くできた映画だったと思う。噴火災害の様子も実際のところはよくわからないが,かなり違和感なく復元されていたと思う。そして,個人的には麻生久美子の役どころがとても良かった。やはり彼女はすばらしい映画俳優だと思う。ただ,この映画の一つだけ残念なことは,事実に基づいて,噴火があって避難してから4年後に島に戻るという設定で,小学校2年生だった子どもが小学校6年生になるので,当然俳優は変わるのだが,いい演技をしてきた隆之介君に変わって,顔にはほとんど面影を感じることができない子どもが出てきて「ロックー」と犬の名前を呼んでも,あまり感動的ではなかった,というところぐらいだろうか。

8月21日(日)
新宿シネマスクエアとうきゅう 『大鹿村騒動記
原田芳雄さんが亡くなったということで,最後の作品である本作は是非観ておきたかった。本当につい先日『奇跡』での出演を観たばかりだったので,本作の完成披露試写会のニュースでの痩せ細った彼の姿はかなり衝撃的だったが,案の定数日後に他界されてしまった。原田芳雄氏は実物を見たことはないが,なぜか非常に親しみを感じていた俳優。しかも,その親しみはよくスクリーンで観るということだけではなく,なぜか下北沢の街角で見かけても不思議ではないという意味合いでの親しみだった。
監督は坂本順治。有名な大作が多い監督だが,つい最近地味な作品も撮ることを知って,毛嫌いはしないようになった。ちなみに,この映画館では原田氏の死と関係するかしないかは分からないが,90分以上ある作品なのに,当日券が一律1000円であった。
本作は実在する田舎町の民衆歌舞伎を舞台にする。多くの人に観てもらいたいので詳しい説明はしませんが,ともかくいろんな意味ですばらしい作品。瑛太や松たか子,そして助演級で出演している冨浦智嗣などの若い俳優から,原田氏と同世代も多く出演し,三国連太郎は佐藤浩市との親子出演も果たしている。ともかく今の時代に観るべき映画。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

 私は来年、実家をでます。大学の時からずっとでたかったのですが、もちろんそんな経済力もなく断念。そして社会人になってからは、居候代と借金返済で手取りの42%が毎月必ずでていくので思うようにお金もたまらず、まだ実家暮らしです。旧育英会と金融公庫の返済をダブルでずっと支払い続けてきたのですが、ウエイトの大きい公庫の返済の方がやっと終わりに近づいてきたので、念願の一人暮らしが可能になります。

 とにかく物理的に家族と離れないと精神的に自由になれないので、今しばらく辛抱しております。もちろん、両親には感謝しておりますが、タダで居候している姉と弟にはうんざりです。彼らが病気で働けないのなら話はわかりますが、いたって健康体なのに努力もしないでぐぅだら人生送っていることに腹が立ちます。そしてそれを黙認している両親にもうんざりしています。

 だから私がでていくまでです。がんばります!

投稿: るみ | 2011年8月27日 (土) 16時05分

るみさん

コメントありがとうございます。
そして,一人暮らし頑張ってください。
やはり一度は一人暮らしを経験した方が親のありがたみがよく分かります。旧育英会とは奨学金ですね。私も父を亡くしてからもらい始めた奨学金は学部2年,大学院が修士で2年,博士で3年と,額も倍々ゲームで増えていくので相当なものになりましたね。
返済し始めて15年ですが,途中で一部は一括返還などして,ようやく後数回で払い終わります。

ともかく,3人も育てたるみさんのご両親は立派ですよ。
私なぞまだ一人目が10ヶ月足らずですが,毎日たいへんです。

投稿: ナルセ | 2011年8月27日 (土) 22時01分

連投失礼します。
先ほど姉と大喧嘩してしまいました。ささいなきっかけで私がぶちギレてしまい。キレる若者(もう古いでしょうか笑)代表だと思います、自分で言うのも…ですが。爆発して制御不能になり、物を壊して汚い言葉を吐き、なかなかエネルギー使いますね。疲れました。ためるのはよくないことぐらい理屈ではわかりますし、友達にもよく言ったりしますけど、私はためる性格が20年以上染み着いているので直すのは難しいです。でも、来年実家をでる予定なので今しばらくの辛抱です。がんばります。

投稿: るみ | 2011年8月28日 (日) 19時14分

るみさん

それは大変でしたね。私も2つ上の兄がいてあまりなかがよくありません。
小さい頃は殴り合いの喧嘩もよくしましたが,兄貴の体格がたくましくなるにつれ,私の方から喧嘩はしなくなりました。そういう意味では,私が先に20歳で家を出たのがよかったのかもしれません。
今でも,体力でも経済力でも兄にはかなわないので,もし私が正しくて彼が間違っているような状況で意見が食い違っても,結果的に喧嘩にはしないようにお互いしています。
だから,たまにあっても差し障りのない会話だけで,ほとんどコミュニケーションはないんですよね。ある意味寂しい兄弟関係ですよ。

投稿: ナルセ | 2011年8月28日 (日) 22時20分

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