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寒い日が続きますね

1月21日(土)

ここのところ,夫婦間での些細なもめごと(?)が多かった。この日は東京経済大学今年度最後の授業で出かけたが,その後の予定は何も告げずに吉祥寺へ。映画を1本観る。

吉祥寺バウス・シアター 『ブリューゲルの動く絵
ブリューゲルとは16世紀の画家。「バベルの塔」や「イカロスの堕落のある風景」など有名な作品が多いが,そんな彼の作品「十字架を担うキリスト」という作品が出来上がるまでの過程を描く作品。テレビ東京に「美の巨人たち」という番組があるが,そんな感じ。予告編から,私はかつてあったような素朴なヨーロッパの歴史映画を期待したが,どうやらデジタル上映らしい。そして,ブリューゲルを演じるルドガー・ハウアーという俳優はなんと『ブレードランナー』のレプリカントを演じたということだ。シャーロット・ランプリングも出演しているが,クレジットを見ているとどうやら劇場映画として作られたというよりはテレビ映画のような雰囲気。といっても,けっしてチャチな作りではないが,やはりCGを多用しているのは気になる。作品全体としてはけっこう退屈なシーンも多いが,子沢山のブルーゲル家の子どもたちが好き勝手に遊んでいるシーンなど,些細なところが楽しめます。

1月28日(土)

1週間後には夫婦間の仲もかなり改善し(前日に夫婦が知り合う前からの共通の友人の家を訪れたのがよかったようです),この日は東京経済大学に成績を提出しにいく予定だったが,ついでに映画と献血を許される。できるだけ早く帰るように,朝9時に家を出,国分寺の大学に成績を提出したら,すぐに渋谷に移動。まずは献血ルームに行く。前からあるSHIBU2献血ルームは事前に調べたら午前中は予約で埋まっていたが,新しくできたハチ公前献血ルームは程よく空いていて,特に待ち時間もなしにできた。献血後にドーナツ(ここはミスタードーナツのではないが)とハーゲンダッツアイスクリームをいただく。
昼食はシネマライズに行く途中の「人間関係」というよく利用するカフェ。ここはヴァラエティ豊富なスコーンが100円で,チーズ味など甘くないものがある。その他にも普通のパン屋と同じくらいの値段の総菜パンもあり,ホットコーヒーは200円なので,パンとスコーンとコーヒーでも450円と格安。古くからある店だけど,喫茶店ではない。まだカフェという言葉が定着する前からそれらしい雰囲気でやっている貴重なお店。

渋谷シネマライズ 『永遠の僕たち
選んだ映画はガス・ヴァン・サント最新作。この監督はあまり好きではないけど,何となく観てしまう。といっても,社会のダークな側面を描いたり,ストーリーがはっきりせずに難解な彼の作品のなかでは,本作はかなり分かりやすそう。しかも,加瀬 亮君がかなり重要な役どころで出演しているので,観ておいてあげたい。主演のヘンリー・ポッパーはデニス・ホッパーの息子だという。本作の撮影後に亡くなった。相手役のミア・ワシコウスカは『アリス・イン・ワンダーランド』のアリス役。『アリス』は台湾行きの飛行機のなかでちょこっと観ただけで,あまり好きではないが,髪をバッサリ切ったミアちゃんはなかなか魅力的。本作の原題は「Restless」というが,どちらにしても,内容をうまく表現しているのかどうか。意外にも主人公2人は普通の恋愛関係へと進展してしまうのだが,まあそれはそれで非常に分かりやすく,普通に楽しめる映画。ガス・ヴァン・サントらしくないといえばらしくない。

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