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3日連続渋谷

4月21日(土)

講義の後,『ドライブ』を観るつもりで急いで渋谷に移動。映画館に到着すると,調べていた時間に『ドライブ』はやっていない。今から別の映画を求めて渋谷の街を右往左往するのも疲れるので,当該時間に上映予定だったこちらの作品に急遽変更。

渋谷ヒューマントラストシネマ 『マリリン7日間の恋
主演のミシェル・ウィリアムズは好きだが,マリリン・モンローの実話を基にした作品というのが,この作品を観たいと思わなかった理由。私はマリリン・モンローの出演作を1度も観たことはない。でも,1996年の『ノーマ・ジーンとマリリン』は観た。ノーマ・ジーンとはマリリンの本名だが,この映画はノーマをアシュレイ・ジャドが,マリリンになってからをミラ・ソルヴィーノが演じたもの。どちらも最近は映画で観ることはあまりないが,当時はどちらも人気女優で私も好んで観ていた。しかし,この映画はイマイチで,やはりスキャンダラスな側面が強調されがちなマリリンものはあまり観る気にならない。
ということで,あまり期待せずに観たのだが,それなりに楽しめた作品だった。本作はやはり実話に基づき,マリリンがケネス・ブラナー演じる英国の名優と共演するということで,英国で過ごす1週間を描いたもの。一応主演はエディ・レッドメインということになる。名家の息子として生まれた意外はこれといって取り柄のない男だが,映画好きというだけでロンドンに職を求めて単身出て行く。そこでたまたま巻き込まれたのがこの作品の製作。結局第三助監督ということで,つまり雑用係としてこの作品に関わることになるのだが,彼のさまざまな利害関係に染まっていないところが気に入られたのか,マリリンと接近することになる,という感じの物語。それにしても,自ら主演・監督をするというこの英国俳優はケネス・ブラナーそのものだ。そして,本作ではミシェル・ウィリアムズにマリリンを投影することなく,彼女自身が演じるフィクショナルな人物としてある程度見ることができたというところも良かったのかもしれない。これが,しっかりとマリリン本人の演技を記憶にとどめている人はちょっと難しいかもしれない。そして,『美しすぎる母』でも年上女性と情事(?)を演じたエディ・レッドメインがはまり役というかなんというか。脇役にもよく見かける英国俳優が配されたりして,観て良かったと思える作品でした。

4月22日(日)

翌日も幸いなことに映画に行くことを許されたので,前日に観そこなった作品を観ることにした。

渋谷ヒューマントラストシネマ 『ドライブ
こちらは『ラースと,その彼女』のライアン・ゴズリング主演作品。別にどうしても観るべき作品だとは思えなかったが,相手役が『私を離さないで』のキャリー・マリガンだから観ることにした。物語自体は非常に古典的なもので,最終的に出演者のほとんどが亡くなってしまうという暴力もの。主人公が殺されるのかされないのか,主人公が愛した女性が先に犠牲になるのかどうなのか,というところで鑑賞者をハラハラドキドキさせるという,常套手段。でも,意外にもこういうベタなドラマは最近少ないので新鮮だったりする。そして,やはりキャリー・マリガンの魅力にやられてしまう。
同じ時期に出演していて,フルヌードも披露したという『シェイム』を観のがしてしまったのは非常に残念。なにやら,キャリーちゃんは最近結婚したらしい。そういえば彼女は『17歳の肖像』で女子高生役を演じた彼女だったんですよね。あの頃から魅力的だった。まあ,こういう作品もたまにはいいでしょう。

4月23日(月)

なんと,翌日も渋谷に来ることになっていた。そう,HARCOが15周年記念でカジヒデキさんとgoing under groundの河野丈洋さんの3人でコラボレーション曲を作り,今回はそのメンバーで春フェスなるものを開催した。会社から渋谷に直行し,駅ビルで食事をした後に行ったので,会場に着いたのは開場20分後だったが,かなり席は空いていた。しかし最終的には立ち見もかなり出る盛況ぶり。

渋谷duo music exchange
カジヒデキ
彼のステージはmona recordsが開催したお寺でのライヴイヴェント以来。この日はドラマーとサックス奏者の3人のステージ。数曲ピアノでHARCOが入ります。彼の曲は積極的にCDなどで聴こうとは思わないが,ステージはやはりさすが納得という感じ。基本的にアップテンポな曲が多く,ドラマーも座らずに立って叩くタイプの人で,かなり強めに叩いていたし,カジさんもアコースティックギターだったがなぜか違和感を感じない。最後には『デトロイトメタルシティ』の劇中歌として松山ケンイチが歌っていた「甘い恋人」も披露。
going under ground
やはりというか,フロア内に多かったのがこちらのファン。私は河野氏のソロは聴いたことがあるが,バンドとしては初めてのようだ。無口だが歌わせると甘い歌声の河野氏はドラマーで,長髪の長身,無口なベーシストはいかにもな感じ。それと対照的に背は低いけど妙にチャラい感じのギタリスト。そして,黒縁眼鏡のちょっと小太りな感じのヴォーカルには似つかわない感じのフロントというのが面白いバランス。正直好きにはなれない感じのバンドではある。とても歌いやすい感じのメロディラインにポピュラー音楽に使い古された感じの言葉の羅列。でも,どこにでもあるような楽曲ではなくやはり独自のサウンドを持っていて,それは初めて聞くのに安定して聞こえるのが,安定したファンを獲得している所以か。
HARCO
最後がHARCOかと思いきや,その3人コラボユニットがまずは登場。彼らが今回作ったというオリジナル曲やかつてカジさんとコラボした曲,そしてHARCO自身のアルバムにも収録されたgoing under groundの曲のカヴァーなど,HARCO自身のオリジナル曲は少ない。しかも,恐らく時間的に押していたものを自身の曲数の少なさで埋め合わしたような短めのステージ。HARCOを久し振りに聴くにはちょっと物足りないライヴでした。

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