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今年初ライヴ

私が『地理科学』に掲載した論文は,私の2004年から2009年頃までの年間100本を越えるライヴ通いの成果を2005年の下北沢を中心にまとめたもの。そのなかで,3組の実名ミュージシャンが登場する。それは,朝日美穂,ハシケン,HARCO。
ミュージシャンに抜き刷りを渡しても,よく分からないだろうから,雑誌を1冊2000円で購入し,本人たちに渡す予定。ということで第一弾。朝日美穂さんは現在妊娠中で,産休前のラストライヴだということで,久し振りに夜の有料ライヴにでかけることに。しかも,この日は朝日さんが大学時代のサークル仲間,戸田和雅子さんを呼んでご一緒するというから行かないわけにはいきません。戸田さんも2年前に出産。それ以来なかなかライヴができないということで,貴重。しかも,子どもネタでお話がしやすい。

3月25日(日)

新宿シネマート 『ゴーストライターホテル
まずは新宿で映画。阿部 力君の初主演映画。実は彼は「李振冬」という別名で,台湾でも活動しているということで,妻がいつも気にかけている。正直いうと,他に観たい作品はもっとあったのだが,ライヴの時間と場所との兼ね合いで適切なのがこれくらいだった。でも,なかなか面白い設定。
とある古いホテルには,作品執筆のために宿泊(カンヅメ?)していた文豪たちがゴミ箱に捨てたボツ原稿が保管されているという。それをたまたま知った主人公が,それを利用して作品を書くという物語。そして,文豪たちも幽霊として登場し,主人公に序言をするという。この映画自体が吉本興業制作ではあるが,文豪たちに扮するのはお笑い芸人たち。そこがいいですね。そして,ホテルの清掃係で主人公を助けるの男を演じるのが坂本 真ってところも私個人的にはいいです。ということで,期待していなかった割にはそこそこ楽しめた作品。

この日は学会の直前ということで,映画からライヴの間にできた空き時間にPRONTで発表内容を練る。ついでに,甘いパンも食べたりしてあまりお腹が空いていなかったので,そのまま十条へ。ライヴが予定されているお店には一応食事メニューもあるようで,そこでつまむことにしよう。

十条cinecafe soto
到着してびっくりしたのは,こちらのお店は映画を上映するお店。4月の上映作品は『ハラがコレなんで』。きちんとフィルムで上映する施設が整っています。500円で選べるドリンクにはワインもありましたが,200円足してフランスの瓶ビールをいただく。でも,その甘いビールはなんと発泡酒でした。期待したフードメニューはキッシュだけでしたが,こちらも500円でけっこう満腹。なんでも,キッシュはこのお店の名物だとか。
戸田和雅子
戸田さんのライヴは彼女が出産する前だから,2年半ぶりくらいになる。妊娠中は10kg以上体重が増えたというが,今は以前と見た目は変わらない。ステージの後ろには白いアイリッシュハープがあり,この日のサポートはtico moonの2人だと分かる。はじめは1人で演奏。私の前回のライヴは息子を連れて行った昼間のライヴだったので,こうしてゆっくり好きなミュージシャンのライヴを聴けるのがいかに貴重なのかを知る。毎日のようにライヴ通いをしてた頃にはかなり麻痺してしまっていた感覚だ。しかも,店内が禁煙かどうかは分からないが,この日のお客さんは全くタバコを吸わないし,非常に穏やかで素晴らしい雰囲気。何曲かは初めて聴く曲もあり,改めて戸田さんの作る曲,そしてその歌声の素晴らしさを堪能する。
朝日美穂
若干戸田さんの難点を書いておくと,やはりライヴ回数の少なさか。やはり歌い込んでいないことは聴いていても多少分かる。それに対して,産休前にレコーディングをやっておきたいと連日スタジをにこもっている朝日さんは素晴らしかった。ピアノ演奏も滑らかで,新しい曲たちも彼女の持ち味が存分に活かされた作品たち。アルバムの完成が楽しみ。なお,この日はベースの千ヶ崎 学さんが朝日さんのライヴでは初めてというウッドベースで,そしておなじみの高橋健太郎さんもギターで参加。ついでに,戸田さんも打楽器やコーラスで参加。新しいアルバムにも数曲参加しているようです。もちろん,最後にはtico moonも参加。朝日さんとtico moonのお2人も当然親しい。
なんだか,非の打ち所のない時間というのでしょうか。半年に一回くらいこういうのもいいですね。さて,この日のもう一つの目的は,私の論文が掲載されている雑誌を朝日さんに渡すこと。もちろん,ついでに戸田さんにも抜き刷りを渡す。この日ご一緒したTOPSさんの分も持って行ったのだが,tico moonのお2人に渡すことにした。というのも,私の論文では下北沢の再開発問題にも少し触れているのですが,その反対団体であるsave the下北沢のメンバーとtico moonとはけっこう関係しているのだ。そんなことで,まずは吉野友加さんとそんな話で盛り上がり,続いて戸田さんとは子どもの話,そして最後にちょうどよくそれまで話していた人たちとの会話が終わり,朝日さんに雑誌を渡す。気づいてみれば,お客さんはもういなくなっていました。こういうひと時もなんか懐かしくていいですな。

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