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そして,また美術館

6月22日(金)

この日は雨ということで,私が一人で朝から映画。渋谷でもやっていたけど,TOHOシネマズのポイントがたまっていたので,無料で鑑賞できるということで,日比谷まで行くことにした。大体,チケット屋は10時以降の開店なので,10時前の回は直前に前売り券を買うことができない。今回観る会はなんと9:30。

日比谷TOHOシネマズ・シャンテ 『私が,生きる肌
選んだ映画はペドロ・アルモドバル監督作品。今回も衝撃的な予告編で,初めて観たときに「これも観るべき!」と思ったが,何度も予告編を観ているうちにちょっと観る気が失せてきてしまったが,やはり観て良かった。というのも,主演がアントニオ・バンデラス。名前も顔もどう見てもラテン系だが,アメリカ映画で活躍していた俳優。スペイン語がペラペラだというのもなぜか驚き。今回,バンデラス演じる主人公は皮膚の移植手術を得意とする外科医という設定。事故で亡くなってしまった妻を想い,自らが開発した人工皮膚の人体実験を兼ね,他人を妻の身代わりにするという物語。ここまでは予告編で分かってしまうので,これ以上どんな展開があるのかという気がするが,やはり本編はそこまでに至る複雑な事情が描かれ,緊張感を持って飽きさせません。さすが,アルモドバル監督。人体実験される女性を演じるエレナ・アヤナという女優も魅力的ですが,主人公の娘を演じたブランカ・スアレスという24歳の女優さんがこれまた奇麗。でも,確かに「衝撃」といえる内容ではあるのですが,作品自体がけっこううまくまとまっていて,あまり異質な感じはしませんね。

6月24日(日)

日曜日は家族で品川に出かけた。私が原美術館に行くのが目的。私が観たドキュメンタリー映画『はじまりの記憶 杉本博司』に併せて開催されていた杉本博司の展示を観るため。一人で品川まで往復すると,それだけで時間がかかってしまう。でも,原美術館は展示室がそれほど広くないし,芝生の中庭もあるので,息子を遊ばせているうちに私が鑑賞すればいいと思った。しかし,原美術館はそれほど声も響かない展示室だし,静かにしていないといけない雰囲気でもなかった。しかも,中庭に出るには鑑賞券を買わないといけなかったので,結局2人分の料金を支払う。

品川原美術館 杉本博司「ハダカから衣服へ」展
ひとまず,ゆっくり見たいので,妻に息子を預け,中庭で過ごしてもらい,私は鑑賞。後ほど交代して,私は息子と一緒に展示室でウロウロしたり。
さて,展示の内容ですが,そのドキュメンタリーにはなかった杉本氏の最近の仕事が中心。どうやら,モードファッションの歴史の記録をしているようだ。残されている衣装作品をマネキンに着させ,いつもどおりに精確に写真に撮影する。人間ではなくマネキンというのが杉本氏らしいが,その芸術的意味合いまでは瞬時に理解することはできていない。でも,その他に『ジオラマ』シリーズから数点と,『ポートレート』シリーズから数点のプリントが展示されていたし,関数模型も一点展示されていたので,それが観られただけでもとりあえず満足。

奇しくも,この週に観た映画と美術展は似たようなテーマの作品だったのかもしれない。

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