42歳になりました
7月20日(金)
朝一で美容院に行き散髪し,調布で待ち合わせて家族で吉祥寺へ行く。ばったり,ギタリストの新美博允さんに会う。お互いビックリ。ちょっとお話をして別れ,コピス吉祥寺の子ども遊び場に行くが,息子はイマイチ。その後,家族と別れ私は一人で映画。
吉祥寺プラザ 『ワン・デイ 23年のラブストーリー』
ここ最近,アン・ハサウェイがけっこう気になる。といいつつも,この作品,いつの間にやら公開最終日を迎えていて,なんとか観ることができた。この映画の監督ロネ・シェルフィグは女性で,デンマーク出身でありながら,『17歳の肖像』も撮っている人だった。本作品のストーリーは予告編で既に明かされている。きっかけは大学の卒業式。大して親しくもなかった主人公2人が,成り行きで夜を過ごすことになる。結局結ばれはしなかったのだが,それを逆手に取って体の関係を持たない親友として,年に1度だけ,7月15日にお互いのことを思いやることを決める。まあ,ラヴストーリーで驚くべき結末なんてのはもうなかなかありえないけど,そして『ラヴ&ドラッグ』ほどの露出はなかったけど,アン・ハサウェイの魅力がいっぱいつまった作品であることは確か。また,相手役のジム・スタージェスがバブル期のお調子者という役どころがぴったりだったのも,2人が20年以上の年齢を演じるという不自然さを気にならないものにしていたと思う。
ところで,7月26日は私の42歳の誕生日。2年前までは自主企画誕生日音楽ライヴ・イヴェントなどを開催していて,実はけっこう胃が痛かったりしていた時期。その重荷から解放されて,誕生日は何事もない穏やかな一日に変っています。
さて,ところで,42歳という年齢にはなぜか特別な印象がある。といっても,それが正確かどうかは分からないのだが。私が幼い頃,テレビで見ない日はないというほどビートたけしが活躍していた頃,彼の年齢は42歳だったように思う。時代的にはそれより前のはずだが,自分の両親の年齢を意識し出した頃に,かれらの年齢も42歳だった気が。私が生まれたのは父が33歳,母が34歳のはずだから,例えば母が42歳といえば,私は8歳の頃になる。当時としてはけっこう高齢出産だから,同級生の母親が若いことにちょっとコンプレックスを持っていたり。時間は経って,大学生の頃。私がいた研究室は,私が入学する数年前に教授が現役で急死したこともあり,数年間教授が不在だった。ようやく当時助教授だった先生が若くして教授に昇格したのがやはり42歳だった気がする。彼と私はちょうど20歳差なので,私が22歳といえば4年生の頃。これはけっこう合っていると思う。
何がいいたいかというと,42歳という年齢はこれまでの仕事が十分に評価された上で,次のステップに進んで光り輝いている,人生の最盛期という気がするのだ。さて,果たして自分はどうだろうか。確かに,1993年,すなわち23歳の時にはじめて論文が学術雑誌に掲載され,現在まで20本近くの論文を発表し,特定の分野において一定の研究蓄積を重ねて来ていると自負している。今,投稿中の論文と,執筆中の論文は10年前には書けなかった,私自身の知識と思考の集大成のような気もする。
しかし,残念ながらそう思っているのは自分だけだということだ。いまだに単行本は出版していないし,大学に常勤も就いていない。学会賞などにも縁はないし,地理学者仲間からの論文集への執筆依頼なども全くない。
| 固定リンク
| コメント (7)
| トラックバック (0)


最近のコメント