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映画4本まとめて

ここのところ,順調に週2本映画を観れているが,また感想がたまったしまった。

11月29日(木)

この日は近所でいろんな用事を済ます。朝一で府中で映画を観,調布に移動して髪の毛を切る。多摩霊園に戻って歯医者。

府中TOHOシネマズ 『綱引いちゃった!
『なくもんか』や『舞子Haaaan!!!』の水田伸生監督の作品だが,実はどちらも観ていない。まあ,なんとなく井上真央が主演だし,松坂慶子が母親役ってので観ることにしたんだけど,かなりイマイチだった。相手役が玉山鉄二ってのはあまり期待できるところではないが。強いていえば,西田尚美演じる母このエピソードくらいかな。犬山イヌ子とかけっこういい感じのキャストなんだけど,誰にも感情移入できる脚本ではない。演技とか演出の問題ではなく,そもそもが脚本の問題か,編集の問題か。ともかく,かなり残念な映画だった。

12月1日(土)

この日は映画の日。映画の日はインターネットの予約システムを利用できて便利。

府中TOHOシネマズ 『エヴァンゲリヲン:Q
前にも書いたが,エヴァンゲリオンって献血ルームで一度原作漫画を何巻か読んだことがあるが,新劇場版だけしか観ていない。まあ,でもそれはそれで楽しめるので,新劇場版は見続けようと思っている。でも,毎回間が空いてしまうので,今回も前回の終りを覚えていない。でも,それなりに楽しめた。さすがの精巧さで作り上げられた作品世界。エンドロールで流れる宇多田ヒカルもさすがだった。

12月6日(木)

最近,会社の仕事が暇なので,木曜日はお休み。前売り券を買ったまま観られなかった作品を観に行く。

新宿シネマート 『気まぐれな唇
シネマートでは,ホン・サンスという韓国の映画監督の特集をやっている。今回日本初上映の4作品だけではなく,今回私が観ることになったのは2002年の作品とのこと。一昔前に予告編で観たことがあるシーンがあって,驚く。エッチシーンがかなり露骨で面白い。日本の女優さんもこのくらい脱ぎっぷりのいい人が多いと面白いのに。ダメ男のある一週間,という物語だったが,まあ面白い。でも,やはり予告編で観た4作品が観たかったかな。

この日は新宿の献血ルーム「ギフト」に成分献血をしにいく。予約をしてあって,前に来た時にその存在に気づいていた『宇宙兄弟』のコミックを読むのが目的。しかし,なにやら機械の不備があって,ワンサイクル目で中止。約200ml採ったところで,返血できなくなってしまい,中止。ひたすら平謝りされたが,特にこちらには問題なし。

12月8日(土)

この日も映画が観られるということで,いろいろ探していたら新宿テアトルで14:25からの回がちょうどよかったが,なんと監督のトークショーあり。そうなると直前に行って席がなくなっていたり,あったとしても好きな席がなかったりして嫌なのだ。幸い,40席のみのインターネット予約というのがあって,これをやってみたら取れました。ということで,トークショーありで観ることになった。

テアトル新宿 『ふがいない僕は空を見た
ちょっと前に本作主演の田畑智子がヌードになったと話題になっていたが,この作品の撮影のついでだったのでしょうか。先ほど脱ぎっぷりのよい韓国女優の話をしましたが,本作はまさにそういう感じ。さすが,田畑さんです。日本ではなかなか脱がない女優さんですが,かといってそのことが急激に女優の価値を下げたり上げたりもしないところが日本の芸能界の不思議なところ。だったら,脱ぐことなんてもっと普通になればいいのに。まあ,だからといって無理にベッドシーンなどを作る必要はないけど,そういうシーンが必要であるならば,中途半端に脱がないほうがよっぽど不自然だ。
まあ,そんな話はいいですね。作品に戻りましょう。面白い作品ではあるが,いくつか書くことはある。前半は永山君と田畑さんのシーンが中心なのだが,2人それぞれの視点で同じ場面を繰り返すところがあります。しかし,これは2人の視点がさほど相対化されておらず(これは撮影の問題と編集の問題両方),上映時間を一部無駄にしていると思う。そして,2人の情事が暴露されてしまった後の永山君演じる男子高校生の描き方が不十分。実は,表向きの主演ということですが,あまり感情移入できる人物としては描かれていない。むしろ,彼の親しい友人となっている窪田正孝君演じる人物の描き方のほうが際立っている。そういう意味では,この作品は主人公のみに光を当てるのではなく,各登場人物の感情をそれぞれ奥深くまで描こうとしている点でいい映画だと思う。
そして,個人的には原田美枝子さん演じる永山君の母親が助産院を経営しているという設定が魅力的。あらに,田畑さん演じる女性は夫との不妊治療を受けているという設定もあり,妊娠・出産について考えさせる映画ってのがいいですね。最近こういうの増えています。外国映画でも『理想の出産』という作品が近日公開で面白そうです。

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コメント

『綱引いちゃった!』は、シネクイントにご一緒した際、観る予定だとおっしゃってましたよね。
残念ながら、イマイチでしたか。 私は、やはりパスしました。
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『エヴァンゲリヲン:Q』も、パス。 前作は映画館で観たのですが、あまりノレなかったもので。
大ヒットしてますよね。新宿バルト9では現在も、連日朝まで上映しているようです。さすがは、眠らない街・新宿だなぁ(笑)。
 ******
『気まぐれな唇』は、そんなに大胆なヌードシーンが出てくるんですか! 韓国映画は一般的にはそういう描写が少ないですが、いざやるとなると、結構過激なものになるみたいですね。
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『ふがいない僕は空を見た』は、シネクイントにご一緒した日の朝に観た作品。簡単に感想をお伝えしたかと思いますが、私はかなり惹き込まれました。近々、感想日記も書く予定。
田畑智子が頑張ってましたが、とにかく窪田正孝くんが素晴らしかったですね。ヨコハマ映画祭で新人賞に選ばれたのは、朗報です。
 ******
今年の映画納めは、どの作品になりそうですか。
私は・・・・、『大奥』かな。

投稿: 岡山のTOM | 2012年12月14日 (金) 02時56分

TOMさん

いろいろ書込みありがとうございます。
TOMさんに詳しく書込まれると,すぐに書き忘れたことを思い出します。
肝心のトークショーについて書いてませんでしたね。

トークショーは監督のタナダユキさんと,監督と親しい映画評論家の男性でした(名前がはっきり聞き取れませんでした)。時間は20分。
こういうあまり打ち合わせなしのトークショーは時間が短いほうが逆に盛り上がったりしますが,20分という中途半端に長い時間が盛り上がりを欠いたようです。
印象的だったことをいくつか。
『百万円と苦虫女』と『俺たちに明日はないっス』が立て続けに2007年撮影,2008年公開と続いたことで,監督はかなり疲労困憊し,本作まで時間がかかったとのこと。
しかも,監督は毎回これが最後の作品になってもいいという覚悟で臨んでいるため,1作毎に次までの準備期間がかかるとのこと。
出産シーンのエピソードを挙げ,原田美枝子さんからいろいろ教わったことなど。

監督ご本人は多分初めて生で見ますが,お奇麗ですね。

投稿: ナルセ | 2012年12月16日 (日) 00時35分

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