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エネファームなど

まあ他の業者も同じようなものではあるが、ハウスメーカーは年末年始やゴールデンウィークなどに販売促進活動が盛んになる。わたしたちはそれに乗っかったわけではないが、時期的にそうなってしまった。2月はじめに住友林業のイベントがあり、その際に契約をすると、大きな特典があるというのだ。キャンペーン対象となるのは100棟の契約。わたしたちの営業担当者はなんとしてでもわが家をその対象に入れたいということであたふたしていた。結局、土地も決まったので、ちょっと早い気もしたが、その特典が魅力的だったので、契約をすることになった。
その特典とは、東京ガスなどとタイアップしてのもので、東京ガスの商品であるエネファームと太陽光発電に関するもの。わが家は太陽光発電は見送ったが、エネファームは導入することにした。エネファームとは、ガスに含まれる水素を利用し、電気と熱を発生させるというもの。発電する電力の大きさは限られていて、このシステムには蓄電能力はないので、太陽光ほどの伝記供給量はないが、冷蔵庫や照明など、長時間使う電力をまかなうことができる。そして、発電に伴って発生する熱でお湯を沸かし、そのお湯はタンクに貯蔵する。一応予備の給湯器もついてくるが、そのお湯でほぼ日常的な用途はまかなえるという。そして、そのお湯のもう一つの使い道が床暖房。今回のキャンペーンでは、リビングの15畳分の床暖房もサービスで付けてくれるというのだ。
エネファームは定価185万円するが、このキャンペーンによる割引が80万円。そして、エネファームは国による補助金も45万円分出るので、実質55万円でエネファームと床暖房がついてくるという特典です。さらに、標準仕様の床材(要するにフローリングの板ですね)をアップグレードできるというのも特典の一つ。住友林業が朝日ウッドテックという会社と共同開発したというライブ・ナチュラル・プレミアムという商品。完全なる無垢板ではありませんが、無垢材を使った挽き板で床暖房対応になっています。

ところで、家についていろいろ調べていると、勉強になることも多いです。木を使った家具などの見方が変わってきますね。私は以前から木材をそのまま使った物が好きでしたが、そういうのを「無垢材」というんですね。でも、安価な家具は大抵「化粧版」といって、中は木材でも、外側に木目を印刷したシートを貼ったものです。いわゆるベニアというのは、薄い木材を重ねたもので「突板」というようです。その他、おがくずを圧縮して固めたものなど、木の板にもいろいろ種類があり、値段も違うようです。
なお、2階に採用した床材はライブ・ナチュラル・プレミアムから朝日ウッドテック自体では販売していない住友林業独自の「くり」を選びました。1階は標準品のライトオーク、そして1階の子ども部屋だけは贅沢にライトオークの無垢材にしました。

さて、続いては外壁。外壁にも2種類あります。一つは従来の日本の住宅建築で多く使われてきた「モルタル吹き付け」で、もう一つは最近の住宅で多く採用されている「サイディング」です。サイディングとはいわゆるパネルを貼り合わせたものですね。最近の新築を見ると大抵サイディングですが、私の見る限りあまり魅力的な外壁がなく、困っていましたが、営業担当者は「私は吹き付けをお勧めします」と非常に強く主張していました。屋根材や外壁のメーカーはケーミューニチハという2つの会社がかなりのシェアを占めているとのこと。ちょっと調べてみると、ニチハの商品で「キャスティングウッド」というものがグッドデザイン賞を受賞していて、いい感じ。でも、設計担当者に聞いてみると、どうやらその商品は15年保証しかきかないという。ちなみに、住友林業の標準仕様は30年保証。
実は、その後近所の新築住宅でキャスティングウッドを部分的に使っている家をみましたが、ちょっとイマイチだったりして、まあ、値段のこともあり、わが家は結局モルタル吹き付けを選択しました。屋根材へのこだわりはないので、こちらも標準仕様で。屋根は濃いブラウン、外壁は白に近い色を選択。最近の住宅は外壁にもアクセントカラーや部分的にサイディングを使ったりもしますが、わが家はシンプルにそういうものはなし。

4月24日(水)

この日は講義の後に吉祥寺に移動。吉祥寺は家具屋が多い。家の設計も最終段階に入っているので,新しく買い足す家具を考えています。この日は映画も観るのであまり時間はありませんが,以前妻が自由が丘と目黒で見てきた家具屋を私の目でもチェック。
一つ目は吉祥寺店はコピスに入っているブランチというお店。さすが,目黒を拠点としているということもあり,本格的な家具。お高いです。もう一店はパルコから西に少し移動したところのビルの2階にあるモモ・ナチュラルというお店。こちらは手に届きそうな値段でものもなかなかいい。こちらは自然素材のカーテンも扱っています。
今,欲しいと考えているのはダイニングテーブルとキッチンの収納。今使っているダイニングテーブルは妻が独身時代から使っているIKEAのもので,かなりガタガタしていてちょっと危険です。今使っているキッチンの収納はいわゆる食器棚ですが,私が一人暮らしを始めた時にLOFTで購入したもの。上で書いたいわゆる化粧板の安いもの(といっても当時の私にとっては安くはなかった)で,その表面のシートが最近はがれてしまいました。でも,もの自体はまったく壊れる気配もなく,すでに20年使い続けています。

吉祥寺バウスシアター 『舟を編む
この日観た映画はこちら。石井裕也監督作品ですが,これまでのちょっと特異な感じのオリジナル脚本ではなく,初めて原作の映画化に挑戦します。しかも,俳優もメジャーどころの松田龍平と宮崎あおい。私はあまり期待していなかったのですが,映画ファン友だちの岡山のTOMさんが絶賛していたので,観ることに。しかも,水曜日はここバウスシアターが誰でも1000円というサービスデーでした。
結論から書くと,観て正解の映画。なかなかない申し分のない秀作です。はじめは松田龍平が真面目な役ってのはどうなのかと思った。しかも,オダギリジョー演じる会社の先輩がお調子者の役どころ。以前松田龍平が出演した『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の役どころが真逆です。それに加え,ヒロインが宮崎あおいって。宮崎あおいは実はけっこう好きで,以前は主演級の出演作はほとんど観ていましたが,最近はどうにも同じような役が多くて,気づくと出演作をあまり観ていませんでした。以前はクセのある役が多かったのに。先日,どこかの映画館を出る際に,隣の女性たちが別の映画の話をしていて「宮崎あおいはどう見ても宮崎あおいなんだよねえ」と否定的に語っていて,思わずなるほどと思ってしまう自分がいたのだ。本作でも予告編を観る限りそんな感じ。
本作が非常にまとまった印象を与えるのは,主人公以外の人物の描写を分散しているからだろうか。もちろん主人公の松田龍平は最初から最後まで出ずっぱりだが,主人公が辞書編集部に配属になるのは,小林 薫演じる定年退職する社員と入れ替わりだし,直属の先輩にあたるオダギリジョー演じる社員も途中で異動してしまう。主人公のお相手の宮崎あおい演じる女性もその後結婚するものの出番はあまり多くはない。10年以上の編集作業の終盤では黒木 華という若手女優演じる社員が辞書編集部にやってくる。要は脇役が次々と入れ替わり立ち替わりで飽きないし,集中的にいいところを発揮していくというか,そんな感じです。そんななかで,もじもじしていた主人公が少しずつ成長し,最後に1冊の辞書を作り上げるという盛り上がりが分かりやすくていいのかもしれません。
ちなみに,舞台挨拶かなにかで宮崎あおいちゃんが絶賛していた黒木 華。その記事をネットで読んで期待していましたが,なかなか魅力的な女優さんです。また女優歴の長い池脇千鶴ちゃんもいい味出していますね。個人的には板前としてのあおいちゃんの活躍ももう少し描いてもらいたかったかな。
それから本作で面白かったのは髪型。まあ,年齢を重ねるのを表現する時に伸ばしたり短くしたりというのは映画でよくある常套手段ですが,本作ではそれが多用されています。しかも,けっこう自然な形で。これが不自然だとそれだけで覚めてしまう原因になったりしますが。
ともかく,いい映画でした。

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コメント

「舟を編む」
あまり積極的に観たいという作品ではなかったのですね。
とにかく、ご覧になり、かなり楽しんでいただけたなら、何より。
公開2日目に観て、早くに絶賛評をアップしておいて良かった~(笑)。
ところで、バウスシアターはこういうメジャーな作品も上映しているんですね。
さて、ゴールデンウィークの公開作品も出揃いました。私は、5月1日のサービスデーと2日(木)のメンズデーで3~4本を鑑賞予定にしています。感想を書きたくてたまらないような秀作に出合えますように!

投稿: 岡山のTOM | 2013年4月27日 (土) 04時13分

TOMさん

早速書込みありがとうございます。
そうですね。最近は油断しているとどんどん上映終了になっちゃって。
TOMさんの日記を読まなければ見逃していたかもしれません。

もちろん,吉祥寺はどちらかというと地元民にも愛される街ですから,映画館も大衆的作品でもうけて,一方でマニアックな作品を上映するという感じでしょうか。
特に,今回『舟を編む』が上映されたスクリーンはかなり座席数が多く,まさにメジャー作品向けです。
平日だというのに,ご年配のお客さんを中心にけっこう入ってましたよ。

投稿: ナルセ | 2013年4月27日 (土) 07時20分

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