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間取りの決定

住友林業の注文住宅にはいろんな人が関わる。すでに紹介したのは営業担当のFさんと、別会社だが土地担当のOさん。Oさんの役目は土地引渡しの3月末で一応終了してしまったが、Fさんは建物本体の総元締めみたいなものだから、建物の引渡しまでのお付き合いになる。諸々の手続はFさんの担当。実際の建物の設計は設計担当のWさん、そしてインテリア担当のTさん、こちらも別会社ではあるがエクステリア(外構)担当は住友林業緑化という会社のKさん。まだお会いしていませんが、工事が始まると現場監督の担当者がつくらしい。そんな感じで、まずは間取りからということで、当分は設計担当の人との打ち合わせが続きます。

まずは間取りから。
前にも書いたように、わが家は2階玄関ということで、ダイニングキッチンは2階にするというのが大前提だった。夫婦の寝室と子ども部屋は1階にして、ダイニングキッチンの隣には4畳半くらいの小さな和室を置くことも決定。本人はどういうか分からないが、埼玉で一人暮らしをする私の母との同居も視野に入れて、そうでなくてもゲストルームとして利用できるし。
当初は母の存在を考慮に入れて、母が階段の上り下りをせずとも生活できるように、バスと洗面も2階におくつもりだった。一方で、キッチンは対面式がいいという要望だったが、この条件はなかなか厳しかった。これを可能にするにはシステムバスを少し小さめのにしたり、リビングがかなり手狭になったりした。一方で、1階には6畳ずつの部屋を2つ作っても、中途半端に余ってしまうスペース。といっても、今6畳の部屋の両壁を専有している私の本棚たちのスペースも確保しなくてはならない。妻はこれら本棚はキッチンダイニングには置かない、寝室には置かない、と主張していたので、ここも難しいところ。
すったもんだで、解決策は以下のとおり。まず、全体の建物形状を見直し、長方形の建物形状を、5角形の建物敷地をできるだけ活用するように、南側に1.5畳分はみ出した形に変更。これによって、1階の寝室と2階の和室をちょっと移動します。それでもダイニングキッチンを広くするのは難しいので、思い切ってバスと洗面を1階にもっていくことに変更。今度は私の本棚スペースの確保が難しくなりましたが、階段の位置と形状を見直し、IKEAの本棚の組み合わせを変更することで、配置を見直すことで、なんとかうまい配置をひねり出す。バスと洗面を移動した結果2階にはちょっとしたゆとりの空間ができ、キッチンの奥にパントリーを設置、1階の寝室にはウォークインクローゼットを配置した。ただし、ウォークインクローゼットはその名の通りというか、そこを経由しないと部屋の出入ができないような配置になってしまった。これも全て私の本棚のせい。しかし、かなり試行錯誤でたどり着いたこの間取りによって、新しい本棚の拡張可能な壁も140cm確保することができた。今ある本棚は最高でも180cmの高さだが、今度は引越しする必要もないし、転倒防止のために壁につけることもできるので、天井までの本棚が欲しかったのだ。まあ、本は研究者の命ですからね。減らすのは忍びないのです。1階のこのスペースは見渡す限りの壁が本で埋め尽くされるということにできればと思います。

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こちらが1階の間取り。ほぼ北が上になります。

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そして,こちらが2階の間取り

さて、これが最終的な間取りですが、いくつか導入しようと思って諦めたものがあります。
・バルコニー:これは一戸建ての必須と思いきや、わが家では採用されませんでした。もちろん、当初はありました。非常に一般的な、出来合いのものを2階の南側にくっつけるような。でも、私は当初から洗濯物を干すだけのベランダは要らないと思っていました。しかし、一方では2階のダイニングキッチンから床まである窓、そしてバルコニーへと続いていく解放的な空間は欲しいと思っていましたが、広いバルコニーはなかなか難しいしお金がかかる。ということで、一度諦めたのですが、Wさんが南側に建物形状を出っ張らせる案と一緒に、その上にもっと大きなバルコニーをつけたらという案をもってきてくれました。それとともに、最終的に採用されたダイニングキッチン上吹き抜け案が追加されたのですが、両方を採用するには予算的に厳しく、最終的にはバルコニーよりも室内空間を優先し、バルコニーは却下となりました。
・エントランスクローク:これは最近けっこう流行っていて、玄関に靴のまま入れる収納空間を作るというものです。こちらも当初の案にありました。これもいいなあと思っていたのですが、最終的に階段の位置を変更したりした結果、そのスペースがなくなりました。
・ロフト:やはりマイホームとなると必然的にモノが増えていきます。それらをどこにしまうかということで、ちょっと欲しかった空間。法律上は、屋根の高さが140cmを越えなければ階数には入らないということのようで、その床面積は容積率にも含まれないということのようです。しかし、ロフトに上がる階段を現実的に考えて却下になりました。はしごを作るとすると、荷物を持ってはしごの上り下りが不便だということと、常設階段であれば、滅多に使わないものに重要な空間を割いてしまうことになる、まあそんな理由です。
・ステップフロア:これも少し前に流行ったものですが、1階2階と明確に分けるのではなくて、1階、1.5階、2階のように、立体的に空間を利用する間取りのことです。これに収納のための140cm未満の高さの空間も組み合わせると、なかなか面白い居住空間になるということで、住友林業も他社を真似してそういう商品を作ったようですが、実際には空間効率が悪いという話を聞き、却下。
まあ、そんなところですかね。最終的にわが家ではダイニングキッチンの上方に吹き抜けができ、天窓ではないのですが、そこに南向きの窓をつけました。他にもパントリーやウォークインクローゼットを採用し、決して収納の多い間取りではありませんが、モノを増やさないように気をつければそれなりに収まるのではないでしょうか。


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