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中学生男子と高校生男子

家の話題もそろそろ落ち着いてきました。映画もまとめて何本か観られたので,今回は映画評を中心に。

5月29日(水)

前の週は木曜日の午前中に健康診断などがあったため,勤務時間が少なくなり,給料も減ってしまうということで,水曜日の午後も出勤していた。ということで,ちょっと久し振りに一人で過ごす半日。講義後,渋谷に移動して献血。献血ルームで読み続けている『宇宙兄弟』が9巻まで進んだ。

渋谷シアター・イメージ・フォーラム 『ウィ・アンド・アイ
ミシェル・ゴンドリー監督作品。久し振りにやってきました。ゴンドリー作品。今回は予告編からして挑戦的。どうやら、夏休み前の最後の日を終えた高校生が帰宅のために乗るバスのなかでの出来事を描くという非常にシンプルな設定。場所はニューヨーク・ブロンクス。当然生徒や一般の乗客の多くが黒人。日本に住む私から見たら「本当に高校生?」と疑ってしまうような風貌の人物が次から次へと登場するが、どうやら出演者のほとんどは俳優ではないらしい。ということは現役高校生なのか。
冒頭のシーンがワクワク感を駆り立てます。バス型のラジカセ付きラジコンが軽快な音楽を鳴らし、ニューヨークの街を走り、カメラはそれを追っかけます。そのラジカセバスが路上で、この作品の舞台である路線バスに踏み潰されるところから本編が始まります。まあ、バカな高校生たちがバカ騒ぎをしながら、それぞれの役割を演じていき、一人一人とバスを降りていく。最後に残った男女の行方は...といった感じで、特に要約を長々と語ることもない内容だが、さすが、ミシェル・ゴンドリーという作品でした。

6月1日(土)

この日は映画の日,ということで午前中が私,午後が妻といった具合に近場で映画を観る。

府中TOHOシネマズ 『中学生丸山
私は特に宮藤官九郎好きというわけではない。最近やたらと多い、「団地もの」映画の一つとして観ておこうと思った次第。しかし、やはり団地に対して歪んだ愛着を持つ私にとってはなんとも愛すべき作品だった。といっても、私自身は住宅都市整備公団の典型的な5階建ての団地で生まれ育ったが、本作の団地は10階以上の中層住宅。最後に遠景も流れるが、どうやら江戸川区辺りが想定されているようだ。
本作はいろいろ宣伝もされているだろうから粗筋はいらないだろうが、主人公の男子中学生の妄想を描く作品。細かい設定が憎いです。例えば、仲村トオル演じる主人公の父親。残業はせずに帰宅し、家族4人揃って食卓を囲むことを日課とし、毎食後のフルーツを楽しみにしている。毎朝キウイを食べ、夕食後にはヨーグルトを食べるという私の風習と一致する。本作に、音楽家の遠藤賢司が出演しているというのは知っていたが、まさか劇中で歌ってくれるとは思っていなかった。エレキギターでグウィーンもやるし、アコースティックギターでポロンポロンもやってくれる。
核となるストーリーもいいし、出演者各人が演じる細部もいい。愛すべき作品です。

6月2日(日)

この日は妻が友人と映画を観にいく予定だったが,友人が発熱でダウンし,妻自身もあまり体調が優れないということで,息子を連れて府中に昼食を食べに出かけ,そのまま私は映画を観させてもらう。

府中TOHOシネマズ 『言の葉の庭
新海 誠氏の最新作。といっても、短いです。TOHOシネマズのマイレージは52しかたまらなかったし、それでいて同時上映も付いている。といっても、大満足の作品。私のblogを密かに読んでいる妻が本作をまだ観ていないので、内容については書かないことにしますが、この短い時間に彼の世界観がぎゅっと凝縮しています。
エンディングテーマは秦 基博が歌っているが、なんと作詞作曲は大江千里。実は高校生の頃、一時期聞いていたんだよね。とてもいい曲です。大江千里の声は高いが、この曲は秦君が歌うのにとてもあっている。そして、音楽担当はKASHIWA Daisukeというピアニストらしいが、岡村美央さんがヴァイオリンを、徳澤青弦さんがチェロを担当していたらしい。あらかじめ知っていればもっとじっくり聞いたのに。いや、この作品だったらDVDを購入してじっくり聞いてもいい。でも、やはり映像は大きなスクリーンで観たいかな。

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コメント

「ウィ・アンド・アイ」は岡山では8日から、1日1回1週間のみの公開。
私の苦手な夜の上映だし、ミシェル・ゴンドリーは特に好きというほどの監督ではないので、スルーすることになりそうです。
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「中学生丸山」も、スルー。
どうも、ついていけないような感じがして(笑)。
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「言の葉の庭」は、とても観たいのですが、今のところ岡山での公開予定がなくて・・・・。
用事で神戸あたりへ行くかもしれないので、西宮のTOHOシネマズで何とかキャッチしたいものです。
マイルはあまり貯まらなくても、どうやら千円均一みたいですね。
時間が上手く合いますように!

投稿: 岡山のTOM | 2013年6月 4日 (火) 02時50分

TOMさん

そうですね。『ウィ・アンド・アイ』と『中学生丸山』はTOMさん好みではない気もします(笑)。
でも,『言の葉の庭』はこちらでは郊外のTOHOシネマズで公開しているのに,残念ですね。そうです。1000円均一です。同時上映もありますので,観られたらいいですね。

投稿: ナルセ | 2013年6月 5日 (水) 06時09分

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