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映画4本

最近観た映画をまとめて。

6月5日(水)

この日は住友林業との着工合意締結の日。ひとまず,建物の金額が確定し,ローンの借入金学もほぼ決定します。契約時からの変更金額はプラス287万円。改めて書いてみると大きな額ですね。でも,このうちの大部分は延べ床面積が5㎡ほど増えているのと,ダイニングに吹き抜けをつくったことが大きく,提案工事としていろいろ標準以外に注文をつけたところの金額は思ったよりは大きくならなかった。
15時の約束だったので,講義後に1本映画を観て帰ることにした。当初は近場で観る予定だったが,ちょっと調べたら観たいと思っていた映画があっというまに上映終了近くなっていたため,新宿まで出ることにした。

新宿テアトル 『百年の時計
この映画,一応木南晴夏さんの初主演作品ということで,観たいと思っていた。木南晴夏さんは名前を覚える以前からいろんな映画に出演していて顔を覚えていた。ホリプロの公式プロフィールやWikipediaに掲載されている映画は決して多くないが,もっと出演作は多いのではないかと思っている。
本作は『デスノート』の金子修介監督作品だが,香川県の実在する路面電車を使っているローカル映画で非常に渋い。渋いといえば,最近かなり映画出演の多いミッキー・カーチスが出ているのも面白い。ミッキー・カーチス演じるのはかつて活躍した日本を代表する芸術家とのことだが,やはりこういうフィクショナルな芸術家を映像化するのはけっこう難しいと思う。ただ,その復活作としての路面電車を使ったインスタレーションは,芸術としてではなく映画の一シーンとしてなかなか興味深い内容だった。でも,先日観た大林宣彦氏の『この空の花』の影響を否めない。といいつつ,一つ非常に印象的だったのが,あるおばあさんの台詞2つ。その女性は戦争で旦那さんを亡くしたという設定なのだが,多くの人々が楽しんでいる花火大会からかつての空襲を思い出してしまったり,またワールドカップやオリンピックで人々が盛り上がるさまをやはり戦時中の人々の盛り上がりを想起して不安になるというもの。これはなかなか味わいのある表現だった。
さて,上映が終了すると,おもむろにある男性がスクリーン下に出てきた。なんと金子監督でした。『デスノート』の監督と聞いて,けっこう若い人を想像していたが,けっこういい歳の人でした。このローカルで地味な映画はやはり配給先に苦心したようで,テアトル新宿ではほんの2週間程度の上映でしたが,思い入れがあるようです。

6月9日(日)

どうにも,最近は観たい映画が目白押しに公開している。映画の公開時期にもつまらない作品ばかりの時と面白い映画ばかりの時があるのは仕方がない。この日観た映画はシネクイントで予告編を観てすぐに前売り券を買った作品。こういう映画好きなんですよね。

渋谷シネクイント 『セレステ&ジェシー
出演俳優も『ロード・オブ・リング』のイライジャ・ウッドくらいだが,『エターナル・サンシャイン』の役どころといい,この配役はとてもよい。ちなみに主人公セレステの共同経営者でゲイ役です。セレステを演じるラシダ・ジョーンズも,ジェシーを演じるアンディ・サンバーグもほとんど知らないけど,脚本がいいですね。主演のラシダが脚本を手がけています。予告編の印象では,半分はコメディ家と思いきや,2/3はかなりシリアスで,2人の心情にグイッと深く切り込みます。シネクイントはこういう良質な恋愛映画を上映し続けて欲しい。

6月16日(日)

7月6日からアンパンマンの映画化25周年作品が上映される。妻は先日息子を連れて機関車トーマスの映画を観に行って,1時間くらいの上映時間であれば息子が大人しく観ていたということで,今度のアンパンマンも前売り券を買ってきた。すると,その後,密かに応募していた試写会の招待券が届いてしまったのだ。身近な人に譲ろうとしたが,1週間後では予定が空いている人がいなく,結局試写会は私が息子と2人で観て,妻は再度息子を連れて映画館で観ることになった。会場がよみうりホールだったので,その前に私は一人で映画。シャンテシネやシネスイッチで観たい映画があった,試写会の開場時間に間に合うような上映時間ではやっておらず,TOHOシネマズになった日劇で観ることになった。

丸の内日劇 『奇跡のリンゴ
選んだ映画はこちら。なんと,中村義洋監督作品です。この監督はけっこう好きなので,観たいとは思っていたが,上に書いたように他の作品との兼ね合いでは優先順位は下の方だったけど,スケジュール的には他に選択肢がなかったので,観ることにした。優先順位を下げていたのは主演の阿部サダヲ。まあ,嫌いな俳優って訳ではないのだが,やはりちょっと演技がくどいというか目力が強すぎて,舞台なんかはいいんだろうけど,映画の大画面で長時間観るのは辛い。と思いつつ,私が観たなかでは彼の配役がかなり適切だったと思わせる作品だった。その妻を演じた菅野美穂もさすがだった。そしてちょっと嬉しいのが,菅野美穂の少女訳の子役が非常に彼女の雰囲気とよく似ていたことだ。私はこのことはたまに書くが,けっこう一人の訳者が演じることのできない時間スケールを描く作品において,複数の役者が演じる一人の外見の類似というのは違和感なく見続けるのに決定的に重要だと思う。
まあ,実話を基にした映画ということで,彼の作品のなかでもそれほど高評価はつけられないけど,何度も泣かされた作品だったことは確か。前日は久し振りに日付が変わってから帰る程呑んでしまったが,早起きして観た甲斐はあった作品です。

有楽町よみうりホール 『それゆけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ
こちらは完成披露試写会ということで,原作者のやなせたかしさんや,ゲスト声優の本仮屋ユイカちゃんが登場。それなりに遠い客席だったので,あまりしっかりは見えず。今回の映画は前半に手遊びをさせるような短編と,本編で併せて65分という上映時間。やはりなかなかしっかりと考えられた物語で楽しめましたね。でも,息子は時間的にちょっとおネムだったようです。

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コメント

「百年の時計」  金子修介は好きな監督なのですが、昨夏の湯布院映画祭で上映された本作には、どうもノレませんでした。今夏の湯布院では、どんな新作に出合えるでしょうか。
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「セレステ&ジェシー」  恥ずかしながら、全く知らなくて・・・・。シネクイントで上映されてるんですね。気にかけておくようにしなければ。
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「奇跡のリンゴ」  期待していたのですが、あまり惹き込まれませんでした。私も、阿部サダヲがどうも苦手で。
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「アンパンマン」は、私には縁のない作品。でも、生ユイカちゃんは見たかったなぁ(笑)。

投稿: 岡山のTOM | 2013年6月17日 (月) 02時07分

TOMさん

一本,一本コメントいただいて,いつもありがとうございます。
阿部サダヲが苦手ってのは分かります。

『セレステ&ジェシー』はやはりシネ・リーブル神戸での公開のようでしたが,今週で終わりみたいですね。残念。まあ,TOMさん好みかどうかはどうでしょうね。

投稿: ナルセ | 2013年6月17日 (月) 19時22分

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