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2014年3月

パラダイス

38日(土)

渋谷ユーロスペース 『パラダイス:希望

以前ユーロスペースで映画を観た時にやっていた予告編。ウルリヒ・ザイドルというオーストリアの監督による三部作が上映されるという。なんでも、その三部作はカンヌ、ヴェネツィア、ベルリン映画祭を踏破したと宣伝文句にあったが、調べてみるとコンペティション作品に選出されたのであって、受賞したのは三部作の1つ『パラダイス:神』がヴェネツィア映画祭で審査員特別賞に輝いたということらしい。

まあ、ともかく予告編では肥満体の登場人物たちがやたらと出てくる世界観に興味を抱き、前売り券の3回券を購入した次第。なかなか渋谷まで来られないので、この日は二本立て。まずは、「希望」と題された作品。

ある田舎町にある施設に肥満体の少年少女が集まる。舞台は少年少女のためのダイエット合宿。13歳の少女が主人公。物語は、主人公が合宿所に通う健康管理の医師に熱を上げてしまう、というところで展開するが、基本的には淡々と合宿の様子が描き出される。いかにもヨーロッパ的な映画だとは思うが、取り立てて奇異な感じではない。

ユーロスペース 『パラダイス:愛

今度の主人公は、『パラダイス:希望』の主人公の母親。『希望』の冒頭で、少女が母親らしき女性に付き添われ、合宿所にやってくるシーンがあったが、実は母親ではなかった。母親は娘の不在を利用してケニア旅行を計画していたのだ。自分の出発にあわせ娘を知人宅に預けるシーンが本作の冒頭にある。

基本的には単身のケニア旅行だが、現地で友人が待っている。その友人によってパラダイスのようなこの観光地に主人公は誘われたのだ。主人公に夫がいるのかどうなのかは不明だが、友人の愉しみというのは現地で黒人男を買うことである。

主人公もその誘いに乗って、愛を求めてアフリカにやってきたのだ。確かにこの作品はこの辺の描写が過激である。基調はコメディなのだが、現地人が立ち入ることを許されないリゾート地区、その境界線で執拗に物売りをする黒人男たち。そして、黒人男たちは白人女性と仲良くなると自らの居住地区に連れて行くという展開。この辺の描写は非常にシニカルでもある。でも、ちょっと120分の上映時間は長いかな。

315日(土)

立川シネマシティ 『銀の匙

また来てしまった立川シネマシティTWO。本作は日本映画なのだが、なぜか「日本字幕上映」とあり、気になってはいたが観ることにした。まあ、目が不自由な人のための字幕ということでした。

『スープ』で松方弘樹演じるスケベおやじの生まれ変わり役を演じた広瀬アリスという女優。その存在感はピカイチだったが、なにせその映画は生瀬勝久主演という地味な映画だったので、橋本 愛ちゃんなども出ていたがあまり話題にならなかったのだろうか。

なかなかこの女優さんをスクリーンで観る機会はなかったが、TOHOシネマズで上映前に流れるショートフィルム(?)で出てきて、短いながら毎回同じ映像を観るのが楽しみだった。そのショートフィルムシリーズも最近はやらなくなってしまい、今度はコンタクトのアイシティで見かけることになったが、なんと髪をばっさり。ちょっと本人だか自信がなかった。

しかし、その短髪はこの映画のためだということがわかり、本作の予告編を観た時には喜んだものです。しかも、監督は吉田恵輔。これは観るしかないでしょう。さらに、先日泊めてもらった京都の友人宅に原作の漫画本があり、ある程度の予習もしていたし。

まあ、ベタな映画ではありますが、非常に楽しく、そして時折涙ぐみながら鑑賞しました。結末もなかなかいいです。続編に期待ですね。というかシリーズ化してほしい。出演者たちも出すぎず、いい味出しています。

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まだ寒い日が続きます

最近は今年出会った若き地理学者とメール交換をしたり,1泊の出張で福岡に行ったり,週末の冷たい雨で家に引きこもったりしています。blogも映画のことくらいしかネタがなくなってきましたね。

223日(日)

新宿武蔵野館 『アメリカン・ハッスル

アカデミー賞にノミネートされている作品であることは知っていたが,あまりチェックしていなかった。先日立川の映画館に行った時に上映していて,よくポスターを見たらエイミー・アダムスとジェニファー・ローレンスが出演していて,しかもめちゃくちゃ肌の露出の多い衣装を着ていて,これは見逃すべきではないと観ることにした。やはりそれなりの人気で前売り券はゲットできず,当日料金1800円で観ることに。

で,よくよく調べると『世界にひとつのプレイブック』のラッセル監督作品だという。ということで,ブラッドリー・クーパーとジェニファーが出ているわけだ。主演は最近はすっかりバットマン・シリーズの顔となったクリスチャン・ベイル。外見も含めかなり痛々しい役どころです。1970年代の史実を基にしたということで,女性陣の衣装が見物。

確かに,皆さんの演技も素晴らしいし(でも,クーパーはちょっとくどすぎます),見所もあるし,展開はラッセル監督らしい。チョイ役でロバート・デ・ニーロも出ていたりするんだけど,期待を上回るようなできではなかったかな,という印象ですね。

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