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2014年5月

モグラと蟻

518日(日)

府中TOHOシネマズ 『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜

この日は妻と息子が機関車トーマスの映画を観るということで、一足先に同じ映画館に出かけ、別の作品を一人で観ることにした。選んだのは矢口史靖監督最新作。今年はすでに『銀の匙』という農業もの映画を観たが、こちらは林業もの。さすが矢口監督のエンターテイメント。染谷将太君のいい加減さも板についているし、ほぼノーメイクの長澤まさみも思ったよりも長時間拝める。しかし、もう少し何かがほしいってところでしょうか。ストーリーに意外さがないってところが一番でしょうか。おそらく、原作ではその辺がしっかりしているのでしょうが、映画では林業についての描き方がかなり不足している印象。矢口監督の次回作はやはりオリジナル脚本でお願いしたい。

524日(土)

夫婦で観たいと思っていた映画の前売り券を2枚買っていたが、上映開始からしばらく経ってしまっていたので、間もなく閉館になる吉祥寺バウスシアターで続けて観ることにした。まず私が先に行って、お昼に落ち合う。吉祥寺の有名なドイツパンのお店、リンデで食事。しばし家族で過ごし、午後の回を妻が観て、父子は帰宅という予定。

吉祥寺バウスシアター 『ブルージャスミン

意外にもケイト・ブランシェットは本作で初めてアカデミー主演女優賞を獲得したとのこと。ウディ・アレン作品です。ウディはすでに78歳(私の母親と同い年か!)とのことですが、安定した面白さがあります。コメディを基本とするウディ・アレン監督ですが、本作は本人の出演もなし、妻曰く「痛い」作品でした。それにしても、ケイト・ブランシェットの魅力溢れる作品でした。高級ブランドに身を包んだ華やかで笑顔を振りまく姿から、富を奪い取られながらも、プライドとの葛藤で必死に生きる姿まで。やはり素晴らしい女優ですね。ウディ監督にもまだまだ頑張ってもらいたいです。

日記のタイトルですが,最近のわが家の懸案事項。

家のすきまを縫って部屋に入り込んでくる蟻と庭を縦横無尽に行き来するモグラ君。長い付き合いになりそうです。

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久し振り有料ライヴ

56日(火、祝)

渋谷ROOTS BE THE VOICE

gooのフリーメールが有料化になり、使用をやめてしまってから、音楽関係のダイレクトメールの類はほとんどなくなった。いくつか残っているうちの一つがBE THE VOICE。かれらは子どもの出産を機に(ちょうどその頃東日本大震災発生)熊本県に移住した。

まあ、だからといってライヴで上京する機会を待っていたわけではないのだが、たまたま今回は子ども連れを見込んだ昼間のイヴェントということで、息子を連れて行くことにした。BE THE VOICEは産休に入る前に、永山マキちゃんと2組で行った「サンキューライヴ」が最後だから4年ぶりくらいになる。その間に新しいアルバムも発売しているので、それを購入するのも目的。

13:30開演のイヴェントだったが、事前に調べたら「17時までには終了予定」とのこと。音楽ライヴは2組だが、BE THE VOICEによる子どものための音楽ワークショップとか、その他英語レッスンなどもあったり。

会場に到着すると、ちゃんとキッズスペースが設えてあり、壁に模造紙が貼り付けてあってお絵かきができるようになっていて、息子も早速仲間に加わります。会場を見渡すと、なんとトランペッターの島裕介さんがいました。声をかけると家族3人で遊びに来たのだと。ライヴにも飛び入り参加する話があると聞き、そちらも楽しみにして待ちます。会場は普段はバーのようで、かなり狭い。DJブースもあり、音楽イヴェントもけっこうやっているのでしょう。

最初はPETROSという女性ヴォーカルと男性ギタリストのユニットによる演奏。どこかで見たことがあるような気もしますが、私の感性にはあまり印象に残らないタイプ。後半はバンドセットで演奏します。

BE THE VOICEの演奏は2セットに分かれていて、後半は16時からとのこと。さすがにその時間までは厳しいと思いつつも、前半のセットは子ども向けの曲などでちょっと残念。会場にはお2人の息子さんもウロチョロしている。和田純子さんも「外国人みたいに可愛い子」というように、確かに可愛い。なにやら島さん家族も後半セットまではいられないということで、前半のセットの最後に島さん登場。トランペットは生音だったが、やはりその音量にはびっくりする子も。わが息子はそれまでお絵かきに夢中だったが、音に惹かれて私の元にやってきました。そのままワークショップに突入。わが家から持参したシェイカーとタンバリンで参加します。

英語レッスンの前に休憩時間に息子をトイレに連れて行き、純子さんに声をかけてCDを購入して帰路につきました。

510日(土)

妻の友人が息子に会いに自宅に訪れるというので、私は一人行動で、前売り券をい購入していた映画を観に新宿まで。

新宿テアトル 『そこのみにて光輝く

呉 美保監督の最新作。またまた綾野 剛主演作。相手役は池脇千鶴で、その弟役で菅田将暉。数少ない登場人物ですが、配役はとても魅力的。くどいほどのテンションの菅田君と、『ジョゼと虎と魚たち』以来の裸体披露となる千鶴ちゃんはさすがです。こういう自然な形で脱いでくれる女優さんは日本映画では少ない。日本だと映画で脱ぐということが非常に抵抗感があるようで、「体当たりの演技」などとすぐにいわれてしまうが、本作のような演出が当たり前のように浸透していくといいなと思う。こういう演出が逆に変ないやらしさをなくすんですよね。ともかく、特に私がどうのこうのいう必要のない、素晴らしい作品でした。

511日(日)

これまた前売り券を購入していた作品が、モーニング&レイトショー上映だったのだが、この日でモーニング上映が終了ということで、無理をいって観に行くことにした。

渋谷ユーロスペース 『はなればなれに

ユーロスペースでの予告編を観て、気に入った作品。何度が予告編を観るうちに、これは見逃してはいけないと思い、前売り券を購入していた。モデル出身っぽく、手足が長く、無愛想な表情が良く似合う主演の城戸愛莉という女優が魅力的。そこに美形の男2人がまとわりつく、ちょっとしたロードムービーっぽい作り。最後の方に『恋に至る病』での主演が印象強かった我妻三輪子ちゃんも登場します。

まあ、いかにもマイナーっぽい雰囲気の映画ですが、私はこういうの好きです。国際映画祭での出品が多いってのはよく分かります。そういう作品ほど日本での受けはよくないんですよね。集客より以前に配給において。

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バウスシアター閉館

426日(土)

最近はたまにしか日記を書かないので、映画をどの日に観たのか、明確に思い出せなくなっています。

新宿シネマカリテ 『ある過去の行方

『別離』は観なかったけど、アカデミー外国語作品賞を受賞して有名になったイランの監督作品。『彼女が消えた浜辺』は観ています。

今回はフランスを舞台にしたお話。フランスでフランス人女性と結婚したイラン人男性が、離婚協議で4年ぶりに訪れるフランス。詳しい事情は鑑賞者に少しずつ与えられていくのだが、その辺の配分がすばらしい脚本。良質な作品です。ちなみに、舞台となる女性が暮らしている家の庭にはわが家と同じ洗濯物干しがありました。

427日(日)

かつてのライヴ友だちTOPSさんから久し振りにメールをいただき、そのなかにあったフリーライヴ情報から、久し振りにコーコーヤを聴きに行くことにした。なんでも、新しいアルバムができているとのこと。

笹塚にある台湾物産館で台湾食材を買い、バスで渋谷に移動し、西武モヴィータ館がリニューアルして全館無印良品になっていたので、いろいろ見て、Cafe & Meal MUJIで一休みしてヒカリエに移動。

渋谷ヒカリエ コーコーヤ

そういえば、息子が生まれて間もない頃に2枚目のアルバムを発売していたコーコーヤ。タワーレコードでのインストアライヴに連れて行ったら、大音響に泣き出した息子でしたが、今回はなんと寝てしまいました。それなりの人だかりがあり、息子の背丈では観られなかったので、肩車をしていると、なんとなくぐったりしている気がして、下ろしてみるとネムネム状態。同じフロアに広いソファがあったので、そこで寝かせて、私は聴きに戻ります。やはりさすがですね、この3人。生音楽演奏の素晴らしさを再確認しました。CDを購入し、お2方に挨拶を。

430日(水)

この日は大学の講義日ですが、なんと早稲田大学は全学臨時休講。1時限の東京経済大学の授業を終え、吉祥寺に移動。献血ルームで成分献血をし、ゆっくり休む余裕もなく、昼食のパンと缶コーヒーを買って映画館に移動。

バウスシアターは水曜日がサービスデーで1000円均一なので、東京経済大学しか授業がなかった昨年度はよく利用していました。そんなバウスシアターも開館から30年が経ち、ついに閉館することになってしまいました。なんとか閉館前に観にくることができました。

クロージング作品として上映されていた吉祥寺を舞台にした作品を観ることにしました。

吉祥寺バウスシアター 『さよならケーキとふしぎなランプ

主演は平田 薫という女優さんで、どこかで見たことはあるような顔。調べると、2007年には『幸福な食卓』や『アヒルと鴨のコインロッカー』などにも出演していたらしい。18歳の頃。しかも、翌年には『うん、何?』にも出演していたというからちょっと驚き。最近では『潔く柔く』。

相手役にはシンガーソングライターの堂島孝平。1976年生まれの彼ももう38歳なんですね。俳優としてもけっこういいかもしれません。本作では小学生の子どもがいる(いた)設定です。

まあ、大した映画ではないんだけど、こういうちいさな映画が作られ、上映され続けるというのは重要です。そういう時に、こういう映画館の存在が大きいと思うのですが、なかなか世の中はうまくはいきません。とても残念です。

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