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子ども映画祭参戦

816日(土)

この日は調布で髪を切った後、駅前で家族と待ち合わせて昼食。その後は息子を預かって、2人でキンダー・フィルム・フェスティバルに参加した。

今年で22回目になるというこの映画祭。以前、調布に住んでいた時にも一度参加したいと思っていたが、以前は開場が狭く、土日に行くと当日券を購入する列ができていて、気軽に参加できるものではないという印象があった。

今年は妻が産休ということもあって、保育園をお休みして、金曜日の平日に参加した。リピーター割引もあるというし、チケットの購入方法も教えてもらったので、やっと参加することにした。

調布グリーンホール キンダー・フィルム・フェスティバル

私たちが観たのは短編が5本ほど集められた、90分くらいの会。有名なところでは、しまじろうのアニメとピーター・ラビットのCGアニメ。その他世界各地の子ども向け短編アニメが上映されました。そのうち2本はその場で声優さんが生で日本語吹き替えをするというもの。ゲスト声優として、元フジテレビアナウンサーの内田恭子さんがやってきました。近すぎず遠すぎないところから見させていただきましたが、テレビどおりの印象ですね。

ピーター・ラビットのお話はどこの国で制作したものか分かりませんが、ひどかった。原作者が観たらどう思うのだろうか。まあ、ともかく子どもを楽しませる仕掛けがいろいろある期待通りの映画祭でした。

824日(日)

最近は一時期の韓国映画とまではいかないが、けっこう台湾映画が盛り上がっている気がする。K's Cinemaで今開催しているのは台湾巨匠傑作選という特集で、4人の監督の作品を再映している。日本を舞台にした『珈琲時光』でも知られるホウ・シャオシェン、『ヤンヤン 夏の想い出』のエドワード・ヤン、『ブロークバック・マウンテン』などハリウッドでも活躍するアン・リー、そして最近『海角7号』などヒットメーカーのウェイ・ダーションという4人。3回券3000円を購入していたので、まずは私が1本。

新宿K's Cinema 『ウェディング・バンケット』

アン・リー作品はそれこそ『ブロークバック・マウンテン』しか観たことがない。台湾出身の妻は、テレビで放映していた彼の台湾映画をいくつか観ていたという。時間的に都合の良かった1993年の映画を観ることにした。

台湾から渡米して事業を営む主人公。母親から「結婚はまだか、こっちの結婚相談所に登録していい人を探してもらうから好みを書き込め」としつこく連絡をもらうが、主人公はゲイで、すでに恋人と暮らしている。そんななか、中国出身で永住権をほしがっている女性がいて、親を安心させるためにも偽装結婚をすることになる。父親の体の具合がよくなく、米国に来るとは思っていなかったのだが、両親はやってくる。そんな顛末を描く作品。登場人物のファッションなど、いかにも1990年代前半なのが面白いが、脚本・演出ともによくできていて、やはりハリウッドが目をつけるのはよく分かります。とてもいい作品でした。

97日(日)

有楽町スバル座 『わたしは生きていける

シアーシャ・ローナン主演作品。昨年の作品のようですね。『つぐない』での子役から注目している女優さんですが、けっこう日本で公開される作品にも出演しています。『ハンナ』という作品でもサバイバルを経験済みですが、今回の作品も第三次世界大戦かと思われる設定で、そこを生き抜く強い女性を演じるようです。

米国に住む主人公は英国に住む母親の姉の住む家に移り住むことになる。すると、それから間もなくロンドンに核爆弾による攻撃があったという設定で、英国が戦場になる。こういう展開は日本でも『最終兵器彼女』などがありました。でも、やはり英国はかなりリアルに描きますね。戦争の内容については詳しく伝えられませんが、どうやら国家間の戦争ではなく、国内のテロ組織による攻撃のようです。まあ、世界各地でこうした内紛は絶えませんから、先進諸国で同じようなことが起こっても不思議ではありません。

映像はなかなかリアルで、またシアーシャちゃんも美しくて観ている分にはいいのですが、登場人物の心理状態の描き方とか、主人公を駆り立てる恋愛的動機とか、深みがないのが残念。

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コメント

「ウェディング・バンケット」は確か、公開時に大阪辺りで観たと思いますが、もうほとんど覚えていません。
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ちょっと驚いたのは、「わたしは生きていける」。
ついさっき、大阪のマイミクさんの日記に本作をかなり褒めた内容の感想が書かれていたのを目にしたばかりなんです。
実は、全くと言っていいぐらい知らなかった作品で、調べてみると上映館も近畿・中国・四国で大阪のたった1館のみ。
そんな小規模公開なのに・・・・。 映画好きの観たくなる作品って、やっぱり同じ辺りになっちゃうんですね(笑)。
もしも岡山で公開されたなら、観ようと思います。

投稿: 岡山のTOM | 2014年9月 9日 (火) 03時55分

TOMさん

返信遅くなってすみません!
もう1ヶ月経ってしまいましたね。
久し振りに映画日記をアップしたので,よろしければお読みください。

投稿: ナルセ | 2014年10月15日 (水) 06時18分

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