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内村鑑三 人と思想25

関根正雄編 1967. 『内村鑑三 人と思想25』清水書院,211p.,1,000円.


鈴木範久さんの岩波書店版内村鑑三伝記に続いて2冊目。内村鑑三関連の書籍は数多く出版されているようだが,Amazonで検索してもさほど多くは出てこない。ましてや,新刊で手に入るものはわずかで,本書は今年再販されたので,入手しやすい。

編著者は私が持っている岩波文庫版の『旧約聖書 創世記』の訳者ということで,聖書研究者のようです。そういう意味では,聖書研究の先駆者としての内村鑑三に関心があるのは当然か。本書は編著者と関わりのある若い研究者に依頼して集めた原稿から構成されているとのこと。目次は以下の通り。

序に代えて――内村の意義

Ⅰ 若き内村

準備時代――誕生から札幌農学校卒業まで

魂の戦い――農学校卒業から渡米,帰国まで

Ⅱ 権力に抗して

教育者としての活動――不敬事件を中心に

社会活動の時代――平和と戦争

Ⅲ 天与の使命

「聖書之研究」と共同体の形成――教友会から兄弟団まで

信仰の展開と伝道者としての活動――聖書講義をめぐって

Ⅳ 人物・その周辺

内村の横顔(プロフィール)――エピソードによる

内村と文学者たち――有島武郎・小山内薫・正宗白鳥等

Ⅴ エピローグ――晩年と死

基本的に年代順に書かれているが,目次通り内村の活動を種別に分けて書かれているので,私の講義で内村鑑三の人生について話をする時に,本書の方がまとめるのに有用でした。それにしても,内村鑑三,壮絶な人生でしたね。

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