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2017年1月

新しい論文が出ました

数年前に企画があり、かなり前に脱稿していた論文集がようやく出版されました。

ナカニシヤ出版という京都の学術系出版社ですが、最近地理学の本の出版も多いようです。その「21世紀の地域」というシリーズの4冊目です。このシリーズは既出論文をまとめたものもあり、今回の『ライブパフォーマンスと地域』にも既出論文が含まれていますが、私のは書き下ろし。

2012年に『地理科学』に書いた音楽研究の続編です。

http://www.nakanishiya.co.jp/book/b278792.html

成瀬 厚 2017. 音楽的星座:徘徊し,集うミュージシャンとオーディエンス.神谷浩夫・山本健太・和田 崇編『ライブパフォーマンスと地域ーー伝統・芸術・大衆文化』ナカニシヤ出版,86-105.

今回は抜き刷りという形で提供することはできません。よろしければ、所属する大学や近所の公共図書館などで購入していただくとありがたいです。

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研究報告会があります

久しぶりの書き込みになります。昨年11月以来ですが、自宅のパソコンが故障し、妻と共用しているため朝洗濯機を回しながらblog記事を書くという習慣が断たれています。

映画評に関しても、昨年の重要な成果である『永い言い訳』について書けていないのと、読了した図書も10冊以上になってしまい、回復できるかどうかわかりません。パソコンの新規購入も長男の入学準備などで家計が間に合わず、購入はいつになることやら。

さて、来週末にちょっとした研究会があります。私の報告を自信を持ってお薦めできる内容ではないのですが、『君の名は。』が空前の大ヒット中の新海誠の前作を少し大きめのスクリーン(といっても大学の教室でのDVDのプロジェクタ上映ですが)で私的に観ようという企画ですので、この機会に観ておきたいという方がいたら気軽にお越しください。詳細は以下の通りです。

日本地理学会 都市の社会・文化の地理学研究グループ

タイトル:新海誠『言の葉の庭』を観る――アニメ、都市、自然

報告者:成瀬 厚

新海誠監督のアニメーション作品『君の名は。』は昨年劇場公開され、大ヒットとなりいまだ上映中となっている。本報告では、新海作品の前作である中篇アニメーション『言の葉の庭』を鑑賞し、さまざまな観点から議論することを目的とする。

新海アニメ作品は『雲のむこう、約束の場所』(2004年公開)で青森県津軽半島を舞台とし、雲の向こうにエゾ(北海道)をのぞむ。『秒速5センチメートル』(2007年公開)では、東京から栃木までの電車の旅が描かれ、種子島も登場する。『言の葉の庭』(2013年公開)は新宿御苑を舞台とする。『君の名は。』(2016年公開)は東京と岐阜とを描くなど、具体的な地理的想像力を駆使する作家であるといえる。

また、星や雲、雪や雨などの自然物を作品の中核に置き、自然の地理学という観点からもさまざまな論点が見出せよう。同時に、東京では新宿を中心とした細密な都市風景描写においても地理学によって魅力的な素材である。そんな素材を用い、アニメーションの表現から、都市と自然の表象について議論したい。

日時 2017年1月28日土曜日 14:00~

場所 東洋大学5301教室

(白山キャンパス5号館3階、1階に井上円了記念館がある建物です)

http://www.toyo.ac.jp/nyushi/about/campus/hakusan/

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