2017年2月24日(金)
有楽町ヒューマントラストシネマ 『たかが世界の終わり』
最近、非常に評価が高いとされるグザヴィエ・ドラン監督。なぜか、私は彼の作品を観ることがなかったが、本作は主演俳優は知らないものの、マリオン・コティヤールやヴァンサン・カッセル、レア・セドゥなどフランスを代表する俳優たちが出演しているということもあって、観ることにした。
ヴァンサン・カッセルは、1995年の『憎しみ』という作品から知っている。この映画はフランス版『トレインスポッティング』だと勝手に思っていて、その後スターになったユアン・マクレガーとともに思い入れがある俳優。フランス映画『TAXi』シリーズに1作目から出ているとのことだが、彼女をいつどの作品で知ったのかは思い出せないが、英語圏の映画に出演する前から知っていた。1996年の『そして僕は恋をする』という作品にも出ていたらしい。この作品はおそらく観ていたと思うが、マリオンはそんなに主要な役ではないので、そこできちんと記憶していたかどうか。レア・セドゥもいつどの作品で知ったかは思い出せませんが、若かりし頃から知っている女優。
前置きが長くなりましたが、イライラする映画です。主人公の男は「自分の死期」を知らせるために十何年ぶりに家族のもとを訪れるという設定。その間に年の離れた妹は大人になり、兄は結婚している。設定としては、主人公はゲイでそれが故に田舎町を離れ、都会で劇作家として活躍するということになっている。死期が近いというのはゲイであることと関係あるかどうかわからないが、少なくとも「腫れ物に触るように」息子を可愛がる母親と、マスキュリニティむき出してゲイの弟を宇宙人のようにまなざす兄という構図は有り体だ。ともかく、肝心なところを言葉で説明しない一方で、映画は言葉で満ちているという映画。フランス俳優を使っていますが、舞台はアメリカ的風景ということで、フランス語圏のカナダが舞台のようですね。まあ、そのギャップは面白いです。確かに、映画通に受ける理由はわかりますが、かなり苦手な作風です。まあ、他の作品も同様だとは思いませんが。
2017年3月4日(土)
府中TOHOシネマズ 『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』
私の実家に置いてある漫画本を少しずつ持ち帰って、それを息子が読むようになっている。そんなこともあって、最新の映画ドラえもんを息子は楽しみにしていた。早々と前売り券を購入し、公開初日に観に行くことにした。
私にとってドラえもんとはもちろん大山のぶ代な訳だが、そうもいってられない。そもそも原作者の藤子・F・不二雄はとうの昔に亡くなっているのだし。しかし、こういう場合の「原作:藤子・F・不二雄」というのはとても疑問だ。確かにキャラクターグッズにも著作権があるのだから、そのキャラクターを使った他人が作ったオリジナル・ストーリーにも原作者の存在が付きまとうのはしょうがないとは思うが、著作権料の分配などはどうなっているのだろうか。
まあ、ともかく最近昔のテレビアニメ版も観せているわけだが、大山のぶ代さんがドラえもんの声を引退する際に、他の声優もすべて入れ替わったというのは初めて知った。『サザエさん』のように順次入れ替わるのではないというのは面白い。
さて、映画の内容ですが、さすがに大人でも楽しめるようにはできています。しかし、出てくる怪物(?)が宮崎 駿作品のパクリだと思わざるを得ないような感じでちょっと興ざめ。まあ、仕方がありませんね。毎年毎年長編映画を考えるってのも大変ですから、徐々に様々な映画のパロディというか、ツギハギというか、そんな引用は否めません。
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