旅と地理思想
大嶽幸彦 1990. 『旅と地理思想』大明堂,137p..
大嶽幸彦という地理学者がいる。1943年生まれということだから、さすがにもう退職したと思いますが、最近まで帝京大学に勤めていて、帝京大学の紀要に論文を継続的に発表し、それらをまとめた『探検家と地理学者:18世紀フランスの啓蒙思想と地誌学』という本が昨年出版されているようだ。
長い研究人生で、継続的に自分の研究を発信し続けるというのはそう簡単なことではない。この地理学者の業績がどの程度学界の中で評価されているかはわからないが、自分の信念を持って研究を続けるという姿勢だけからでも学ぶことは多い。
さて、本書は私が随分以前、おそらく大学院生の時代に購入したものと思われる。小さく薄い本だが、きちんと読むまでに20年かかってしまった。
長い研究人生で、継続的に自分の研究を発信し続けるというのはそう簡単なことではない。この地理学者の業績がどの程度学界の中で評価されているかはわからないが、自分の信念を持って研究を続けるという姿勢だけからでも学ぶことは多い。
さて、本書は私が随分以前、おそらく大学院生の時代に購入したものと思われる。小さく薄い本だが、きちんと読むまでに20年かかってしまった。
まえがき
序
第1章 江戸時代後半における二人の旅行者の地理思想――橘 南谿と古川古松軒の旅行記を中心に
第2章 幕末前後における二人の先覚者の地理思想――吉田松陰と福沢諭吉の旅行記を中心に
第3章 19世紀前半における二人の「地理学者」の観察眼――スタンダールとゲーテを中心に
第4章 人間主義の地理学に関する覚え書き
第5章 地理学における風景概念
資料「空間組織の歴史的変化」ローマ会議
あとがき
序
第1章 江戸時代後半における二人の旅行者の地理思想――橘 南谿と古川古松軒の旅行記を中心に
第2章 幕末前後における二人の先覚者の地理思想――吉田松陰と福沢諭吉の旅行記を中心に
第3章 19世紀前半における二人の「地理学者」の観察眼――スタンダールとゲーテを中心に
第4章 人間主義の地理学に関する覚え書き
第5章 地理学における風景概念
資料「空間組織の歴史的変化」ローマ会議
あとがき
目次は非常に魅力的で、今私が読みたい内容が含まれているようだが、読後少し時間が経って、あまり記憶に残っていない。もともと137ページという小冊子で5章に分かれているので、一つ一つの議論がそれほど詳細というわけではないということだ。ただ、この人の発想はいつも面白いので、今後の自分の勉強の出発点にはなると思う。
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