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沖縄とベトナム

2017年8月19日(土)

新宿テアトル 『海辺の生と死

満島ひかり主演ということでチェックしていたが,それ以外にも観たい要素はあった。原作者である島尾ミホは島尾マホの祖父である。島尾マホは自身が高校生の頃に漫画家としてデビューした後,さまざまな雑誌でエッセイを書くなどの活動をしている女性。その父親が写真家の島尾伸三。彼女が娘マホを幼い頃に撮影した『まほちゃん』という写真集が印象的で,随分以前から所有していた。島尾伸三の奥さんも潮田登久子として写真家である。以前,水戸の茨城県立美術館まで,家族展を観に行ったことがある。トークショーに合わせていったのだが,その際の司会というかゲストがホンマタカシだった。

さて,作品だが,舞台は沖縄の離島ということになっている。モデルとされているのは加計呂麻島ということだが,さすがの私も知らない。撮影は奄美大島を中心に行われたらしい。満島ひかり自身沖縄県出身だが,作品ウェブサイトのプロフィールにそのことは示されていない。方言や歌において,出身地は活きているのでしょうか。まあ,ともかく彼女ならではの存在感のある配役でした。地元の子どもたちを使ったと思いますが,その生き生きとした姿もいいですね。

 

2017年8月26日(土)

新宿武蔵野館 『草原に黄色い花を見つける

米国アカデミー賞の外国語映画部門でベトナム代表として選ばれた作品とのこと。1980年代後半が舞台となっています。比較的貧しい農村に住む子どもたちを中心とした映画。前半は子どもたちの生活を淡々と描いていて,ちょっと退屈しますが,後半からは物語が展開していって,なかなかの脚本。子どもたちの想像と,大人社会が作り上げる差別と隠ぺい,ちょっと『ギルバート・ブレイク』などの作品を思い起こさせる雰囲気があります。タイトルも直訳に近いですが,なかなかいいですね。

 

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コメント

『海辺の生と死』はこちらのミニシアターでも公開され、2時間35分という上映時間に恐れをなしつつ足を運びました。案の定、途中で撃沈してしまい・・・・(恥)。小さい方のシアターであり席の前後の間隔も狭く体の向きを変えにくかったりして、気づいたら寝てしまっていることが多いんですよねぇ。
あぁ、どうにかならぬか(苦笑)。
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『草原に黄色い花を見つける』は、全く知らなかった作品。
さすがですね、こういう映画をチョイスされるの。

投稿: 岡山のTOM | 2017年9月 5日 (火) 02時00分

TOMさん

『海辺の生と死』、私の妻も寝てしまったようです。
確かに、テンポは遅かったですからね。

『草原に黄色い花を見つける』はたまたま見つけました。
新宿でこの時間に観られる作品という非常に消極的な選択でしたが、グッドチョイスでした。

投稿: ナルセ | 2017年9月 6日 (水) 10時44分

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