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追悼,大杉 漣

20181021日(日)

立川シネマシティ 『教誨師』
樹木希林に続いて,先日亡くなった大杉 漣の主演作を観る。監督は,西島秀俊が刑務官を演じた『休暇』(2007年)で脚本を務めていたという左向 大。この作品は観た記憶があるが,本作も死刑囚に寄り添う聖職者を描く。登場するのは6人の死刑囚,舞台は拘置所の一室。冒頭で,死刑囚は刑務所ではなく拘置所でその時を待つという事実を知らされる。まあ,それはともかく,俳優冥利に尽きる舞台設定。私は大杉 漣さんに深い思い入れはないが,こうして彼の姿をじっくり観られる作品を最期に残したというのは幸せな俳優人生だと思うし,ファンにとっても彼を失ったことは残念だが,この作品が残されたことの意味は大きいと思う。大阪のおばちゃんを演じる烏丸せつこの演技はすごい。
http://kyoukaishi-movie.com/

 

20181111日(日)

調布シアタス 『体操しようよ』
わが家の朝はNHKラジオで始まる。大抵,子どもたちを起こした後に流れているのが6:30の「ラジオ体操」。ピアノ演奏の幅しげみさんと体操の多胡肇さんの名前も覚えているくらいだが,この2人の名前,クレジットにしっかりと上がっていました。
さて,主人公は草刈正雄。鉛筆メーカーで定年を迎えた男性。退職の飲み会でのスピーチは誰も聞いておらず,若い人々はただの飲み会を楽しんでいる。38年間無遅刻無欠勤,自分で「唯一の特技は,与えられたルールをきちんと守ること」。十数年前に妻を亡くし,木村文乃演じる娘が彼の世話をしている。定年退職を機に,「専業主婦を卒業します。今日からお父さんが専業主婦です。週休0日,月給0円」という手紙を突き付ける。
予告編から,家族関係をコメディタッチで描く作品であることは分かったが,なんとも出演者が素晴らしいのだ。特に体操会のメンバー。会長はきたろう,模範体操をする徳井優,『川の底からこんにちは』で忘れられない稲川実千代,『ヒメアノ~ル』で印象的だった山田真歩など,地味な俳優がいい味を出しています。
ヒロインは和久井映見。こういう作品世界に入ると魅力的です。父娘の物語ということで,ベタなセリフも多いのですが,涙腺が緩みます。ちなみに,木村文乃は『ポテチ』で好きになったものの,意外に出演作を観ていない作品。最近では,玉木 宏との賃貸住宅のCMで見るくらいだが,この頃の髪型がどうにもしっくりこない。この映画を観ている間に多少は見慣れたが,やはり彼女は長い方が似合うのか,いやそうではないと思うが,ちょっと違った髪形を見てみたい。
http://taiso-movie.com/

 

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