« オリンピック教育 | トップページ | オリンピックのすべて »

今日は久しぶり一人の休日

2019年94日(水)

吉祥寺アップリンク 『メランコリック』
久しぶりに一人で行動。どこで何を観るか,とりあえず最近お気に入りの吉祥寺アップリンクの上映作品を調べると,『火口のふたり』も上映していたが,迷った末,もう少しマイナーな作品を選択。皆川暢二という俳優が演じる,東大卒でありながらさえない人生を送っている男が主人公。ど近眼眼鏡をかけてまさにさえない男を演じているが,眼鏡をはずすとかなり男前,そしてこの作品のプロデューサーでもあるという。監督は田中征爾というが,こちらも初長編作品だという。たまたま行くことになった銭湯でバイトを募集していて,働き始めると,その先頭で夜中,殺人が行われていたという展開。床屋で殺人が行われたというアメリカ映画『スウィーニー・トッド』を思い出す。主人公が初めて銭湯に行ったときに,吉田芽吹という女優が演じる高校時代の同級生と再会し,さりげなくアタックされて付き合うようになってしまうところとか,かなり不自然な物語展開もありますが,そこそこ楽しめる作品。個人的には最後のシーンがとても良かった。
https://www.uplink.co.jp/melancholic/

 

2019年916日(月,祝)

府中TOHOシネマズ 『天気の子』
今回はあまり積極的に観たいと思っていなかったが,4歳の娘が観たいというので,あまり乗り気でなかった8歳の息子と3人で観に行くことにした。上映開始からかなり経っていますが,まだ14回の上映で,私たちが観た11時台の回もほぼ満席でした。本作もそこそこヒットしているようですね。今回もネタバレでいきます。
息子が乗り気でなかったのは,拳銃が出てくるシーンがあること。案の定,はじめのシーンでは「だから観たくなかったんだよ」とシートに顔をうずめていました。幸い,主人公は銃を捨てて,物語は進行したので,そのまま見続けましたが,まさかの再び銃の登場。息子は号泣しながら悶えていました。かわいそうに。観終わった後私も本作における銃の存在について考えましたが,あのアイテムは必須条件だったのでしょうか?単に盛り上がりを作るためだけだったような気がします。改めて息子の感受性の強さを感じましたが,彼には悪いことをしました。銃が登場した2回目のシーンでは娘ももらい泣きをしてしまいましたが,『ライオン・キング』に続いての長編映画を,今回はトイレに立つことなく,観ることができました。子どもたちの記憶にどんな形でこの作品は残るのでしょうか。
さて,私の評価ですが,観る前にちょっとした評論文を読んでしまいました。相手役の女性の描き方が男性の欲望の反映だというもの。まさにそういう感じはありましたね。主人公を中心とした予定調和的な印象は否めません。ちなみに,今回は山本二三さんも参加しているようですね。気象に関する知識や,今回は古い神社に伝わる人柱の話は,『言の葉の庭』の時と同じように,古い日本文化への参照ということでしょうか?そして,近年のゲリラ豪雨や異常気象といわれる将来的なものへとつなげていく視点は,右翼化が進む現代日本に必要とされるものかもしれません。そういえば,外国人労働者やLGBTのような視点は全く欠如していますね。今回も舞台は『言の葉の庭』以降監督がこだわっている新宿・代々木付近で,今回はオリンピックも近いということで,千駄ヶ谷も含んでいて,建設中の新国立競技場がこれ見よがしに登場していました。それにしても,最後のシーンはよく考えると現実味がない。東京では3年間雨が降り続くとある。これは局地的なものであり,元々のゼロメートル地帯や,何らかの形での液状化や地盤沈下が起こるということはあり得るので,東京湾付近の一部が水没するという可能性はあると思う。しかし,映し出された上空からの風景は,明らかに海水面が上昇した場合の状況だ。局地的な雨が海水面を上昇させるわけではない。
https://tenkinoko.com/

|

« オリンピック教育 | トップページ | オリンピックのすべて »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« オリンピック教育 | トップページ | オリンピックのすべて »