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2020年前半に観た映画

これだけblogをお休みしていれば,紹介していない映画もさぞかしたまっていると思う人もいるかもしれませんが,4つしかありません。しかも,そのうち一つは懐かしの作品の再映です。

 

2020年25日(水)

立川キノシネマ 『嘘八百 京町ロワイヤル』
前作『嘘八百』はファンである今井雅子さんの共同脚本作品ということで楽しく観た。いつの間にやら続編ができていて,また観に行くことにした。今回は原作を読む前に観ることになりました。地味な作品ながら続編ができるということで,副題「京町ロワイヤル」や,広末涼子がマドンナ役など,気合の入りようが分かるが,あまり気合が入りすぎると空回りする可能性あり。
と,こちらは気楽に観てみると,程よい塩梅で,気合の入れ具合のちょうどよさが大人映画ですね。大人映画といっても基本はシリアスではなくコメディですから,肩の力を抜いて楽しめる映画です。とはいいながら,実は地味にシリーズ化を狙っているような雰囲気も醸し出しています。気長に待ちましょう。
https://gaga.ne.jp/uso800-2/

 

2020年38日(日)

調布シアタス 『天空の城ラピュタ』
もう忘れてしまったが,調布シアタスで映画祭っぽいイベントの一環で,宮崎 駿の『天空の城ラピュタ』が再上映されることになった。前回2月に映画館に行った時とは違って,コロナ騒ぎが始まって,ちょっとものぐるしい雰囲気のなか,イベントは中止にはならずに上映された。ちょうど巷でマスクが品薄になっていて,入場に際しマスクの着用は義務付けられなかったし,この頃は一席空けてという配慮もなかった。ただ,イベント主催者が希望者にはマスクを配布しており(このことをSNSなどでアップしないでくださいといわれていた。さすがに4ヶ月すぎているのでもういいですよね),私も受け取っておいた。
さて,この作品の公開は1986年。私が高校生の時ですね。おそらく,私はこの作品はスクリーンで観ていない。しかし,実は公開前に今はなき渋谷パンテオンで開催された記念イベント(試写会ではなかったはず)に参加したのだ。埼玉県鷲宮町に住んでいた私は,渋谷に行くのはほぼ初めて。イベント参加券を握りしめ,今思うと渋谷駅周辺は複雑なので,駅近くの映画館でありながら,散々迷った挙句たどり着いた。どんなイベントだったかは思い出せないが,ともかくイベントに行ったことだけは覚えている。
さて,今回はやはり子どもたちにこの作品をスクリーンで観させてあげる絶好の機会と思い,チケットを購入した。司会のイベント主催者が,熱い思いを語り始める。私よりかなり年下で,ようはこの作品をリアルタイムで知らず,ビデオやテレビで何度となく鑑賞したのだという。彼自身もスクリーンで観たいがためにイベントを開催したみたいな話でした。やはり5歳の娘にはストーリーは難しかったし,一部怖かったシーンもあったようですが,2時間近い上映時間をしっかり観きりました。一方で,十分に楽しんでいる10歳の息子はいつも通り,かなりの頻度で奇声を上げ,展開を予想するような語りをし,前に座っていた女性に何度も「しーっ」と怒られていました。

 

2020年314日(土)

吉祥寺アップリンク 『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
まだ映画館が臨時休業に入る前,半日一人で過ごせる時間があったので,お気に入りのアップリンク吉祥寺へ。とはいいつつ,アップリンクがワンマン社長のパワハラが蔓延していたとは知らなかった。それはともかく,魅力的なラインアップではあったが,決め手に欠け,この作品を選んだのは上映時間の都合や,何となくその日の気分で邦画よりも洋画,ホンワカ系よりもすっきり,みたいな感じで,サスペンス的な作品を選んだ。
オルガ・キュリレンコが出演していたのも大きいかもしれない。本作は世界的ベストセラー作品の各国同時翻訳をめぐるお話。なかなか設定が面白い。世界同時発売をするために,フランス語の原著を発売する際に,各国も同時発売をするということで,内容が外部に漏れないように,世界中から選ばれた9人の翻訳家が監禁状態で作業をするという設定。原作者自身が社会的にその存在を謎とされていて,そこも最後はどんでん返し的なストーリー。なぜか,こういう物語最近作られないですね。小説としてはあるのだが,映画化されないだけなのか。
https://gaga.ne.jp/9honyakuka/

 

2020年613日(土)

新宿シネマカリテ 『燕Yan
オフィスシロウズ制作のこの作品。実は私の妻が縁あってこの会社の制作作品のお手伝いを何度かしたことがあって,今回は出演者の一人,一青窈さんの言葉の指導をしている。日本での仕事だったが,この映画自体は日本と台湾とを行き来する。私の妻は台北出身だが,映画では高雄が舞台。
一青窈さん自身も台湾人の父,日本人の母に生まれている。本作では日本人の男性との間に2人の男児を生み,兄と台湾で暮らし,弟は父と日本で暮らし,父親は再婚するという設定。弟が父からの書類を届けるために高雄の兄を訪れるというストーリー。主演は水間ロンという大連出身の俳優。兄を演じるのは山中 崇。監督はカメラマンだという今村圭佑ということで,写真家らしい言葉より映像で見せる映画。妻の名前はちゃんとエンド・クレジットにも大きく映し出されました。
http://www.tsubame-yan.com/

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