【映画評】『聖なる犯罪者』『映画ヒーリングっどプリキュア』『トムとジェリー』
2021年3月13日(土)
立川シネマシティ 『聖なる犯罪者』
旋回紹介した日本映画『すばらしき世界』は出所した暴力団の男性を描いたが,ポーランド映画である本作は少年院から出た若者を描く。ある意味で非常に似ているが,正反対の要素もあり,比較すると面白い。こちらも主人公は生来の暴力的人間。『すばらしき世界』では,本人がまともに生きたいのに周囲がそうさせない社会を描いたが,本作は本人は窮屈だった少年院から脱し,自由に生きたいのに,偶然に導かれて基本的に大きな犯罪に手を染めない。最終的に,本人にどれだけ信仰心があるのかは分からないが,一つだけ確かなのは彼の信仰心は学び取ったものがすべてではなく,きっかけとしては少年院に通っていた神父の影響があるが,神への信仰を自分の勝手な解釈に置き換えている。そこがまた面白い。
http://hark3.com/seinaru-hanzaisha/
2021年3月20日(土)
府中TOHOシネマズ 『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』
この週末は土曜日に娘と二人で,日曜日に息子と二人で同じ映画館に映画を観に行った。娘はそれほどプリキュア好きではないが,映画は好きなので,最近の作品は連続して観ている。前に感想を書いたが,プリキュア映画は音楽を含む効果音が地味なのが面白いが,本作に関しては他の子ども向けアニメ作品と同様ににぎやかだった。ヒーリングっど♥プリキュアの主人公たちが住むのが日本のどの地方かは分からないが,本作では東京旅行をする設定になっている。そして東京はVRを一定の範域の現地で楽しめるような技術が発展していて,ペンダントをつけるだけで,本人の希望が可視化される半仮想現実を体験できるという,突っ込みどころはあるが面白い設定。なかなか脚本も考えられています。
https://2021spring.precure-movie.com/pc/
2021年3月21日(日)
府中TOHOシネマズ 『トムとジェリー』
「トムとジェリー」は子どもが幼い頃,IKEAの子どもの遊び場「スモーランド」の待合で流れていたので,特に長男はよく観ていた。ということもあり,今回誕生80周年記念作品として制作された実写(トムとジェリーはアニメ)映画に長男は飛びついた(長女は関心なし)。人間の主演はクロエ・グレース・モリッツ。公開されて初めての週末でしたが,けっこう席は埋まっていました。幼い子ども連れの親子も多かった。息子は十分に楽しんだ様子でしたが,私的にはやはりアクションが大げさというか,アニメでは通用する大げささが実写との組み合わせでちょっと無理があるような印象がありました。問題となるウェディングパーティを開催するセレブ新婦がインド人女性って点は少し好感が持てましたが。
https://wwws.warnerbros.co.jp/tomandjerry-movie.jp/


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