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2026年1月

【映画日記】『映画キミとアイドルプリキュア♪』『杜人』『ズートピア2』

2025年9月23日(土)

府中TOHOシネマズ 『映画キミとアイドルプリキュア♪』
すっかり映画を観られなくなってしまった。この映画日記はだいたい3本の映画を観たら、まとめて書いて、アップするようにしているが、2本目を観た時点で、1本目が1ヵ月前の作品になってしまった。そうなったら、正直もう前に観た作品は覚えていない。
当然、こちらの作品は娘と一緒に観に行ったもの。今回はとある島を舞台に世界中のアイドル(とそのファンたち)が集結して音楽フェスティバルが開催されるという設定で、アイドルプリキュアたちも招待される。しかし、その島は謎の生物体に侵食されるという危機に瀕していて、プリキュアたちがそれを救うという物語。まあ、有体の展開ではあるが、2本目に観た作品と環境をテーマにしている点では共通している。プリキュアにおける悪は、誰の心にも潜んでいるものが顕在化したもので、最終的にはそれが浄化されて解決するというストーリーになっている。こういうストーリーはプリキュアファンの子どもたちの心に何を残すのだろうか。
https://2025.precure-movie.com/

 

2025年10月25日(土)

七生公会堂 『杜人』
私は今、日野市にある北川原公園で2年前に始めたおまつりの実行委員として活動している。その委員の一人が紹介してくれた映画上映会。そのおまつりの関連で、先日落川交流センターという日野市の施設にお話をうかがいに行った。今、そこを運営するのはNPO法人の「おちかわの里」。そこで勤務している男性に話を聴いたのだが、その方のことは以前から知っていた。日野市では「プレイパーク」が定期的に2ヵ所で開催されている。プレイパークとは、草木のしげる公園にロープなどを張って綱渡りやブランコなどの手作り遊具を設置して、あとは子どもたちの好きなように遊ばせる。大人たちは子どもの遊びには干渉せずに、時には一緒に遊び、万が一の場合に備える、そんな遊び場の提供。昔だったら子どもたちだけでやっていたようなことではあるが、個人的には現代の日本社会では子どもたちを屋外で遊ばせるにはこれが最善だと思う。私も子どもが小さい頃に何度か遊びに行ったけど、うちの子どもたちには馴染まなかったようだ。ただ、この落川交流センターでは、餅つきや流しそうめんなど、季節ごとの行事があり、それと併せてプレイパークも実施しているので、その後も何度か訪れたことはあった。
その落川交流センターにおけるプレイパークが本作に登場するという話をうかがっていたが、本当に最後の最後、本編というのではなくエピローグに映像だけという扱いだった。それはともかく、非常に興味深い内容だった。主人公の矢野智徳さんが、杜人になる経過を語るシーンで、北九州の生まれだが、大学は東京都立大学に進学して地理学を学んだと語っていた。そう、まさに私の出身大学、出身学科。そして、私も学んだ堀 信行さんが登場する。いやあ、と思いつつ、都立大地理学科を卒業してこんな変わった造園家になる人がいるんだとひどく感心する作品だった。ともかく、彼のような仕事は資本主義の経済システムでは厳しいと思うが、このような仕事がまさにありうべき労働の姿ではないかと思った。あらゆる労働がこうなったとき、社会主義・共産主義の実現ということになるのだろうか。とはいえ、労働賃金や労働時間という概念自体が量的に計測できないような労働の形になるのかもしれない、と考えるときに、その実現がさらに困難なものにも思えてくる。
https://lingkaranfilms.com/

 

2025年11月17日(月)

府中TOHOシネマズ 『サンリオピューロランド Miracle Gift Parade グランドフィナーレ ライブ・ビューイング』
サンリオピューロランドは独身時代に一度、そして結婚して家族4人で一度行ったことがある。その家族といったときにパレードを観て感心したのだが、私自身はその後行こうとは思わなくなった。一方で娘は今年年間パスポートを購入し、母娘で月に1度はでかけている。今回10年間続いたパレードが新しいものに入れ替わるということで、その最終日のようすをTOHOシネマズのライブ・ビューイングで上映するというので観に行くこととなった。最終日は月曜日の平日だったので、当然学校があるのだが、最後の最後は生中継ではなく、録画で夜上映するというので、こちらを観に行った。私はパレードというのは何種類かあって、それを交互に上演していると思っていたが、同じものを毎日やっているとのこと。よくまあ、毎月のように行って、これを観ていて、さらに最後のものは録画でも観たいというのだから驚きだ。しかも、普通の映画より数倍高い値段設定。子ども料金もない。私は好き好んで観ようと思わないものだが、その概要は観ながら思い出した。「闇の女王」なるものが登場し、幸せいっぱいのカラフルでファンシーなサンリオキャラクターたちの世界から色彩を奪い去って、失意の底に陥れる。それを観客のライトの応援も得ながら、色を回復していくというストーリー。よくはできているとは思うが、私にはついて行けません…
https://liveviewing.jp/sanrio-puroland35th/

 

2025年12月21日(日)

府中TOHOシネマズ 『ズートピア2』
本作の主要登場動物に蛇がいる。娘は蛇が苦手だが、1作目が面白かったので、今回は蛇を克服しても観たいというので観に行った。この手のポピュラーなシリーズ映画は前作を観なくても十分に楽しめる内容にはなっているが、けっこう展開が早くてついて行けない個所もあった。しかし、なかなか奥深い設定で、『マイ・エレメント』と同様に、動物の種の違いを人種や民族の違いになぞらえて、多文化共生社会を推進する映画だといえる。最後の最後で、次回作を仄めかすような演出もあった。1作目は基本的に哺乳類、今回は爬虫類や両生類、次回は鳥類なのだろうか。
本作では、ウェザー・ウォールというのが登場し、動物たちがウェザー=気象条件を人工的(人ではないが)につくりだすことによって生まれたのがズートピア=ユートピア的動物園、ということになる。エリアごとに気象条件を作り出し、その気象条件に適した動物種を住み分けさせるという方法だ。人間になぞらえれば、人種ごと、民族ごとに住み分けをして、人種・民族の混合をしないようにすれば、余計な争いごとはなくなるというような発想になる。特に、本作は哺乳類のオオヤマネコがズートピアを作り出し、爬虫類や両生類に適した環境を縮小させ、ついにはなくしてしまうというジェノサイド計画を、主人公のウサギとキツネのコンビが止めるというストーリー。結局は登場人物が動物であるということもあり、多文化共生がこの社会の目標ではなく、あくまでも住み分けを前提としての各地区の面積確保というところが目標になっているようだ。ここから、この作品を観る人間たちはどんな教訓を得るのだろうか。
https://www.disney.co.jp/movie/zootopia2

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